■モデルチェンジごとにコロコロ変わる
●日産 フェアレディZ
日本を代表するスポーツカーの日産 フェアレディZは、1970年の登場以来50年以上に渡って生産が続けられている伝統のモデル。
そのフェアレディZも長い歴史のなかでモデルチェンジが繰り返されているが、実は何回かの大幅な変身を遂げている。
直6エンジンをフロントに搭載する初代S30型はロングノーズが特徴で、1978年にリリースされた2代目S130型もそのスタイルを継承した。
だが、1983年のZ31型へのモデルチェンジでは、直6からV6エンジンへの変更に伴い、スタイリングも大きく変化した。
そんな3代目に続く4代目Z32型(1989年)では先代のイメージを残すもののワイド&ローのフォルムに変わり、5代目Z33型ではまたしても大幅なスタイル変更が行われた。
Z33型からZ34型のモデルチェンジはそこまで大きな変更はなく、Z34が登場した2008年から実に14年ぶりに行われたモデルチェンジは、諸事情からビッグマイナーチェンジといわれるものの、内容的にはフルモデルチェンジに近い変化になった。
このように大きな変更を重ねつつもフェアレディZが継続販売されているのは、やはり“Z”の名が持つ重みゆえかもしれない。
【画像ギャラリー】モデルチェンジで迷走を極めた悲しきクルマとは?(24枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方