毎年、新たに販売を開始する新型車やモデルチェンジ車があるなか、ひっそりと販売を終了するクルマもある。マツダではCX-80が華々しくデビューした裏で、CX-8とマツダ6が販売を終了した。マツダの生産終了車2台を振り返る。
※本稿は2024年11月のものです
文:永田恵一/写真:マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
マツダ CX-8(生産期間:2017年12月~2023年12月)
3列シートを持つラージSUVとして2017年に登場。見た目がCX-5ソックリなだけにCX-5のストレッチ版と思われがちだったが、機能部分は重量増に対応し、シッカリ強化。
また、ボディサイズが大きいだけに3列目も実用的に使えるスペースが確保されており、「SUV寄りのミニバン」として、3列シートSUVというジャンルへの注目を高めた点でも功績と存在意義は大きい。
【画像ギャラリー】いなくなって改めて気が付くきみの魅力……生産終了でひっそりと姿を消したマツダ車たち(24枚)画像ギャラリーマツダ マツダ6(生産期間:2012年11月~2024年9月)
カペラ、アテンザと続くFFのミドルクラスカーで、カムリ同様に世代が進むごとに車格とボディサイズを拡大。最後となったアテンザとしては3代目で、モデルサイクル後半に車名を海外向けと共通のマツダ6に変更。
最後となったアテンザ&マツダ6最大の功績は「エコで運転して楽しいディーゼル+MT」の存在で、これはマツダ以外ほとんどないだけに、オーナーは当面大事に乗ることを薦める。
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