高速燃費を改善する、ドラスティックなアイテムが欲しい!!
日産としても、最新のe-POWER車において、VCターボ化や小型化などのエンジンの改良、制御ロジックの改善、車体軽量化など、いくつも方策を投入してはいるが、根本的な弱点解消には至っていない。
やはり、ドラスティックに変えるアイテムが必要なタイミングであり、それはやはり、高速走行時に直結モードとなる駆動システムを投入することだと筆者は思う。シリーズ式ハイブリッドの簡素かつ安価というメリットは魅力的ではあるのだが、やはり、若干コストアップしようとも、ホンダのe:HEVのような高速走行時の燃費低減策が必要なのではないかと思う。
それができなのであれば、ポルシェタイカンなど一部の海外BEVが採用している高速走行向けの2段ギアボックスが欲しい。この2速ギアボックスを提供しているドイツのサプライヤーZFによると、BEVの航続距離を約5%伸ばすことが可能だという。
課題となるのはコストだが、簡易かつ安価なシステムを開発することができれば、シリーズ式ハイブリッドが生き残る道となりうるだけに、期待は高まる。せめて、400万円以上の上級車向けには標準設定するなど、何かしら手を打たないと、e-POWERは燃費が弱点だといわれ続けてしまいかねない。日産開発チームの活躍を期待している。
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コメント
コメントの使い方日産 復活には日本政府が公用車など大量に購入しましょう
高速燃費はトヨタのハイブリッドと比較すると悪いものの、同等以下の性能のエンジン単体車よりは良いですね。
どちらかと言えば、e-POWERの場合は実用域の電力消費(負荷)を軽減する為、ギア比をローギアード化しており、一方で最高速を犠牲にしているので、2028年に実用化されるという2段の変速機の導入が待たれますね。
燃費なんてのは対価で、ガソリン車やハイブリッド車では得られない走行体験を得ていると思えばそこまで悪いとは思わないし、エンジン直結モードなんてやったら例えばe-4ORCEが死ぬ。それは嬉しくない。
e-POWERは燃費と引き換えに強力な加速力(トルク)がありますから、どっちを取るかだと思いますね。
燃費だってエクストレイルを例にするならば先代のT32から比べたらパワーがあるのに燃費が良い訳だし、他社の燃費と比べてもギャーギャー騒ぐ程に悪いとも思わない。
そもそも燃費の良いと言われるクルマに乗っている人が普段から燃費気にした運転している人がどれだけいるのかと。
コレそのまま現在のEVの弱点なのでこの先の事を考えたらエンジン直結みたいな未来のない方へ向かうよりもモーターの改良とか多段化するとかのEVでも活きる技術開発へ進むべきと考えます
日産にはトヨタの様に終わりのその時まで改善を続けるみたいなことに割けるリソースも無いことですし
e-POWERはシステムがシンプルで安く作れる・・・はずですが、競合他社と比べても燃費でも価格でも勝ててないのも問題では? 最近の日産(ホンダもその傾向ありですが) 価格設定やオプション価格設定が高すぎませんかね?
現行のセレナe-POWERは実用燃費でノアやステップワゴンを上回っているらしいので、そこは技術力がなせる技です。
驚くことに最高速は3車共に同一で、加速は圧倒的にセレナが速いので、不思議なものです。