新車購入の際、ひと昔前なら相見積もりを取ってディーラー同士で値引きを競わせる手法もあったが、今ではこのような行為は営業マンに嫌われる。「イヤな客」になってしまうと値引きはおろか退店を促される事態にも!? 賢い値段交渉のコツを伝授!!
※本稿は2024年12月のものです
文:佐々木亘/写真:ホンダ、トヨタ、ダイハツ、スズキ、日産、マツダ、スバル、レクサス、AdobeStock
初出:『ベストカー』2025年1月10日号
■自分が営業マンになったつもりで考える
どのメーカーでも全車種取り扱いが当たり前になり、資本の違うお店で相見積もりを取ることは、昔よりも簡単になっている。ただ、最近の営業マンは、この行為を極端に嫌うことが多い。
相見積もりを取りに行き、「これ以上引ける?」なんて聞いた日には、「お引き取りください」となることも。浮気心は見せずに、一途な商談を進めていこう。
また、値引き交渉はカスハラにならないように注意したい。前述のとおり、値引きの幅は小さくなっているから、「ほとんどゼロは知っているけど、少しだけでもどうにかならないか」というくらいの姿勢のほうが、値引きを引き出しやすくなる。
値引きを引き出す一番のコツは、営業マンにとって「買ってほしいお客様」になることだ。
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