今の日産。とかく「売るクルマがない」と言われるけど、海外へ目を移すとあるじゃないですか、ジュークが!! 2代目となりカッコよさに磨きがかったスタイル! 2025年度に三菱アウトランダーPHEVをOEM販売するのが濃厚とされるなか、「もっと小さめSUV」もラインナップに加えて、販売強化といきたい! 日本のユーザーも待っているはず。どうでしょ!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車
■ラインナップ増なら、現状、内燃機関でもいいじゃないか!
ホンダと日産。2024年12月に締結した経営統合に関する基本合意書を解約した……と、2025年2月13日に両社が発表。かなり衝撃的出来事だった。
同日の日産会見。再建計画で、e-POWERやEVなどいくつかのモデルのシルエットが映し出されて、開発が進んでいることを強調。……でも、それと並行して、日本で売れ筋の「コンパクトSUV」のラインアップを、なるべく早く増やしてほしい! と思った次第。
だから、2代目ジューク。いいと思います!!
初代は日本でも販売され、なんといっても顔がインパクト大! ことデザインに関しては、コンパクトSUV界の「異端児」と言え、人気を博しましたね~。
【画像ギャラリー】これぞ[反撃の狼煙]! 日産2代目ジュークの画像をたっぷりと!!(34枚)画像ギャラリー■例えば「トヨタ先代クラウンと同じ全幅1800mm」。迫力あり!!
斬新デザインの流儀はそのままに、見事にブラッシュアップされたのが現在、欧州などで発売中の2代目ジューク(製造はイギリス)。2019年の登場とは思えないほど、古さを感じさせないデザイン。
2016年に誕生し、世界で販売されていたキックスが、ようやく2020年に日本導入された経緯があるゆえ、6年経過後の2代目ジュークが日本にやってくるのも悪くない話ではないか! と思う。
プラットフォームはルノー2代目キャプチャーなどと共通のルノー/日産CMF-Bが採用され、全長4210×全幅1800×全高1593mmというサイズ。全長4210mmなんて、日本で乗るにはちょうどいいサイズ感。
コンパクトながら全幅1800mmは、グイッと張り出したフェンダーと黒のフェンダーモールによるものだが、猛烈にカッコいいじゃないか! 例えばトヨタ先代クラウンと同じ、全幅1800mmには箔すら感じる。
ちなみに初代同様、フロントの丸型部分がLEDヘッドライトですね。
【画像ギャラリー】これぞ[反撃の狼煙]! 日産2代目ジュークの画像をたっぷりと!!(34枚)画像ギャラリー■e-POWER搭載! デザインも装備面も6年前登場とは思えません!
FFのみのモデルで、パワートレーンは、当初、1L、直3ターボエンジンのみだったが(最高出力114ps)、2022年3月の改良で、1.6L、直4ガソリン搭載の「ジューク ハイブリッド」が追加された。いわゆるe-POWER搭載モデルで、最高出力は143psと各段にパワーアップ。いいじゃないか!
そのパワートレーンに、(なんと!)6速MTと7速DCTが組み合わされるが、後者にはパドルシフトが備わり、3種類(エコ、スタンダード、スポーツ)の走行モードが選択できる。気分高揚するなか走りの変化も味わえる!
もちろん、日産十八番のプロパイロットは備わり、コネクティビティも充実しているというから、これはもう……6年前誕生のクルマじゃないでしょ!
斬新さに磨きをかけたデザインとともに、令和の日本で走っていてもなんら不思議ではないと思うんですよ! 2代目ジュークを、ぜひ日本でも販売を!!
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コメント
コメントの使い方初代はかなりアクの強い内外装でしたが、現行はそれを正統進化させつつ洗練された外装、
奇抜さは緩和されて質感も上がった内装と、多くに好かれる商品力を得たと思っていました。
日産の極端な削減方針がなければ普通に国内導入されてたでしょうし、ノートやオーラの様に成功していたかも。惜しいです