テスラが研究開発を続ける運転支援システム「FSD(フル・セルフ・ドライビング)」。2024年11月にリリースされたバージョンでは、まさに「かゆい所に手が届く」を地で行くような、数々の便利機能が実現しているという!!
※本稿は2025年1月のものです
文:角田伸幸/写真:テスラ
初出:『ベストカー』2025年2月10日号
さらに賢くなったテスラの運転支援システム
テスラが2024年11月末からリリースを始めた運転支援システム「FSD(フル・セルフ・ドライビング)」の進化っぷりが話題となっている。
バージョン13.2となる今回のアップデートでは、駐車状態から自動運転の起動が可能となり、車両が前向き駐車されていても、クルマが自動でバックして目的地までの運転を始める。
さらに「ハリーモード」として、多少のスピードオーバーを許容してもクルマの流れに乗ることを優先する運転モードが追加されたし、目的地が広い駐車場だった場合は自動で空きスペースを見つけることまでする。
テスラは2026年から、サイバーキャブと呼ばれるロボタクシーの量産を始める予定だが、それに先駆けて2025年には、カリフォルニア州とテキサス州でモデル3とモデルYによる「監視不要FSD」が実現すると予告している。
今回のFSD13.2は「うっかりミス」も犯すため、まだ完璧とはいえないが、それでも完全自動運転が間近に迫っていることをリアルに感じさせる。日本勢も含めてライバルたちがこの進化にどう立ち向かうのか。目が離せない。
【画像ギャラリー】テスラが未来を引き寄せる!! 2025年には監視不要システムが実現しそうなFSD(フル・セルフ・ドライビング)(16枚)画像ギャラリー


















コメント
コメントの使い方たった一晩で35件もの交通違反したテスラFSD、以前から色々問題視されてて、今回さらに新たな問題も提示したわけですが
全体を報じず切り抜いて語れば、こういう記事も可能なんですね。そういえば安東弘樹氏も同じことやってました