F SPORTを開発し走りの本質を追求する
LS 2013年モデルの大きな変革の一つに、F SPORTの導入がある。LSならではの静粛性や快適性を残したまま、リニアさやダイレクト感を味わえるこだわりの味付けが施された。
最も細かくこだわったのが車高だ。ベースモデルに比べ10mmのローダウンを施したF SPORT。この10mmは見た目のスポーティさだけを追い求めたものではなく、上質な乗り味を損なわないF SPORTの走りを完成させるために必要な10mmだったのだ。
たかが10mmだが、されど10mm。F SPORTのために下された10mmローダウンの決断は、ベースモデルを含めた2013年モデルの走りの素性を底上げすることにもつながった。
そしてF SPORT専用フロントバンパーは、デザイン性を高めながらブレーキを効率的に冷却できるように、バンパーロア左右の開口部を広げている。
ここに配置されるLEDフォグランプもベースモデルに比べ小型・軽量の丸型LEDランプを採用した。空気を取り入れる面積を確保するとともに、フロントオーバーハングを少しでも軽くすることで、運動性能の向上にも貢献する。
LS 2013モデルを細かく見ていくと、レクサスの「熟成」に対する上手さを強く感じる事ができる。こうして培われた「変えずに突き詰める」姿勢が、今のレクサスの進化に繋がっているのだろう。
【画像ギャラリー】今もなお引き継がれるレクサスの真髄はここから受け継がれていたんだなぁ(19枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方この40系LSは現在でも、素材、構造、装備、先進安全装備、乗客に対してのホスピタリティ性、Lフィネスに基づいたデザイン性、どれをとってもポテンシャルが高く、これ程ラグジュアリーカーとして磨きをかけた車は、少なくとも日本車からは出ないかもしれないですね!!!
これからも、本物の物作りにこだわる人には、愛され続ける日本車の一つだと思います。