ハッタリが利く!? 先代トヨタ・アルファードの威風堂々たるビジュアルは今なお健在
ミニバンブーム真っ只中の2002年、高級志向のユーザーに向けた“トヨタの最高級ミニバン”として誕生したアルファード。
2008年には2代目に進化するとともに、より個性を求めるユーザーのニーズに応えるべくヴェルファイアも登場。
2015年にはリアにダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用して上質な乗り心地に磨きをかけ、ミニバンから大空間高級サルーンへと進化を果たした。
そんなアルファードは2023年6月に4代目がデビュー。
TNGAプラットフォーム(GA-K)をミニバン用に最適化して従来型比約50%を実現した車両剛性、しっかりとした操縦安定性と同時に地面からの不快に感じるような微細な振動を吸収する前後サスペンション、徹底した防振対策やロードノイズ&風切り音対策など、極上のムービングオフィスとしても上質なプライベートルームとしても利用できるような快適性を実現。
加えて、各所に点在していた照明や各種スイッチ類、エアコン吹き出し口などの機能を天井中央に集約したスーパーロングオーバーヘッドコンソールの採用や、運転席と2列目シートおよび3列目シートとの距離を従来型比でそれぞれ5mm/10mm広く確保したゆとりの室内空間など、まさにショーファーカーとも言うべき1台へと大きく進化した。
それゆえに車両本体価格は510万円からという、一般庶民にとっては高嶺の花的な存在になってしまったことも事実。
ならば! 強さ・豪華さ・エモーショナルさを追求した“堂々かつ重厚な威勢の良さ”で独自のインパクトを表現したエクステリアが採用されていた先代モデルを選ぶのもアリな選択。装備が充実していることは言うに及ばず、現行モデルに勝るとも劣らないオラオラ感だって今なお健在なのだから。
【画像ギャラリー】さすがです!! 先代モデルだって捨てたもんじゃない!(14枚)画像ギャラリースズキの先代ハスラーは奥さまやお嬢さまと共有できる“可愛さ”が最大の魅力
広い室内空間の軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバーとして人気を集めている現行のハスラー。
“もっと遊べる! もっとワクワク!! もっとアクティブな軽クロスオーバー”というコンセプトにも表れているように、アウトドアライフを楽しむ趣味人にとっても魅力的な1台であることは周知のとおり。
また、充実のスズキセーフティサポートでは、たとえば夜間の歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキに加えて後退時の衝突被害軽減ブレーキを標準装備し、前後の安全性能にも配慮。
さらに、ターボ車には全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能をスズキの軽として初めて装備するなど、安全運転を支援する機能も充実している。
そんな現行モデルに対して、2014年1月に発売された初代モデルは愛嬌があるクリクリお目目のフロントフェイスがなんともキュート。
また、現行モデルではタフで力強いスタイルを融合させるべく採用した、やや角張ったエクステリアも特徴のひとつだが、初代モデルは丸みをもたせることで柔らかい雰囲気を演出していることもそのキュートさにより拍車をかけている。
インテリアにおいても、新旧で大きく異なるハスラー。
現行モデルのインパネは上下のバーでガーニッシュを挟んで力強い骨格を表現した3連インパネカラーガーニッシュがとにかく目立つが、初代モデルはカラーパネルをパイプでつないだ楽しさを演出するシンプルなデザインが採用されている。
エクステリアもインテリアもデザインに関わる部分なだけに、人によって好みが大きく分かれる部分であることは百も承知だが、少々個性が強い現行モデルに少しでも抵抗があるのであれば、中古の初代モデルを選ぶのも一考だろう。
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