「SUV風味を取り入れた本格Lサイズワゴン」日産・ステージア(2代目)
![ステーションワゴンとSUVのイイトコどり!! 意外にイイじゃん! [クロスオーバーワゴン]](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2025/03/08200934/stagea_01-600x319.jpg)
日産初のLサイズワゴン専用モデルとして登場したステージア。
2001年にはV35スカイラインと同じ新FRプラットフォーム「FMパッケージ」を用いた2代目にモデルチェンジし、広いキャビンとラゲッジルーム、抜群の高速安定性と快適性を実現。プレステージツーリングワゴンとしての魅力をいっそう高めたのだ。
そんななかで異彩を放つのがAR-X。「ALL Road X(Cross) over vehicle」の略となる同グレードは、幅広いシーンでよりアクティブに行動する人々をターゲットとし、ステーションワゴン本来の楽しさを提供するモデルとして開発された。
エクステリアは専用のフロントバンパーやオーバーフェンダー、シルプロテクターを装備し、高い走破性とタフさを表現。225/55R18サイズのオールシーズンタイヤを装備しつつ車高を上げ、最低地上高は基準車の4WDモデルよりも40mm高い180mmまで高められている。
もちろんルックスだけでなく、スノーシンクロモード付きアテーサE-TSとともにビスカスLSDを採用することで、優れた悪路走破性を手に入れた。
エンジンは、当初は2.5リッターV6ターボのVQ25DETを搭載していたが、マイナーチェンジ以降は3.5リッターV6自然吸気のVQ35DEに変更された。
数少ないLサイズワゴンとして人気を博したステージアだが、そのなかでもユニークな存在がAR-Xだったのだ。
【画像ギャラリー】走りも使い勝手もカッコもいい! クロスオーバーワゴンに注目(15枚)画像ギャラリー「古豪のワゴンも新たな路線へシフト」トヨタ・クラウン エステート
2025年で誕生70年を迎えた古豪クラウン。2022年には、16代目へのモデルチェンジとともに4機種構成になることが発表され、新たな道を歩み出した。
第1弾として、セダンとSUVを融合させたクロスオーバーを発売。翌年にはスポーツ、セダンと登場し、ラインナップを完成させつつある。そして、ファンが待ちわびているのが11代目以来の復活となるエステートだ。
新型クラウンシリーズ最後発となるエステートは、メーカー自ら「ワゴンとSUVのクロスオーバーモデル」と謳っているだけあり、今までとはちょっと違う。
すでに多くの媒体で紹介されているのでご存じの人も多いだろうが、高めの全高と最低地上高を見ればワゴンというよりもSUVに近いスタイル。
近未来的なフロントマスクやダイナミックなサイドビューはシリーズ全車に共通するもので、ロングルーフが広大な室内空間を連想させる。スリーサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mmと、堂々としたものだ。
パワートレインはHEVとPHEVの2種で、ともに4WDの予定。これは、前出のスポーツと同じである。
確定情報はまだ少ないものの、従来のワゴンとは一線を画すこと間違いなしだ。
北米ではすでに「クラウン シグニア」として発表されているが、国内モデルはメーカーHPで「2024年央以降 発売予定」とアナウンスされているだけで、それ以上のことは不明。公開から2年以上経過しており、正式発表が待ち遠しい。
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