【番外コラム】ワイヤレス充電は2タイプ


日産のリーフも三菱のi-MiEVも発売した時からワイヤレス充電についての検討を始めている。プラグを差し込む手間がないワイヤレス充電は女性や高齢者ユーザーにも優しい機能であり、家電感覚で扱えるから親近感も湧く。
ワイヤレス充電には電磁誘導式と磁界共鳴式という2つのやり方があり、電磁誘導式は100kW級の大容量も流せるがほんの短い距離しか流せず、逆に磁界共鳴式は、数十cmまでと距離は充分だが、大きな電力は流せないというデメリットがある。
日産が昭和飛行機工業と研究開発しているのは電磁誘導式で、走行中の充電を実験している。またトヨタはWiTricity(ワイトリシティ)社と技術提携し、2015年までに磁界共鳴式のワイヤレス充電装置採用のEV、PHVを発売するという。
ワイヤレス充電の競争も水面下で激化しているのだ。
(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)
コメント
コメントの使い方