平成から令和へ……激動の時代を生きたモデルがまた消える。2014年に登場し、ラインナップを豪華に彩ったレクサス RC/RC Fが、2025年11月で生産を終える。その集大成として最終モデルの“ファイナルエディション”が登場した!!
※本稿は2025年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:レクサス
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
去り際は華やかに……レクサスのスポーティークーペが生産終了
2010年代は、スポーツカーやスペシャルティカーにとって不遇と言えた2000年代の鬱憤を晴らす10年だった。各メーカーからは個性的なモデルが次々とデビューし、市場は活気を取り戻した。
2014年にデビューしたレクサス RC/RC Fもそのひとつ。SC以来のレクサスブランドのクーペ復活となったRCは、3.5L・V6のRC350とハイブリッドのRC300h、2LターボのRC300、そして5L・V8を搭載するRC Fをラインナップし、市場を彩ってきた。
そんなRCシリーズが、いよいよ2025年11月をもって生産を終了することになった。あわせて限定モデル「Final Edition」が登場、11年間のラストを飾る。
RCファイナルエディションは、スパッタリング塗装仕上げの19インチアルミホイールやレッドブレーキキャリパー、ブラック基調のドアミラーを専用で装備。
また、インテリアはカーボンパーツとウルトラスエードで新たにコーディネート。シックに引き締められている。
さらにRC Fファイナルエディションは、高精度な調整を施した専用エンジンとリアディファレンシャルを採用。481psのV8は、さらに官能的なフィールとなった。格納式のカーボンアクティブリアウィングも装着し、走りの性能にさらなる磨きをかける。
RCシリーズは今後ファイナルエディションのみとなり、RC Fについては200台の限定生産だ。ファイナルエディションの価格は、RC350が767万円、RC Fが1360万円。オトナの余裕が味わえる、貴重なクルマを手にするラストチャンスだ。
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