相次ぐ値上げで国民の生活がますます逼迫していく中、「大金持ち」に見えてしまうと要らぬ妬みをうけるもの。今の世の中「小金持ち」に見えるくらいを目指したい。そこで我らが伊達軍曹どのが、ほどよく小金持ちに見えるSUVを指南する!!
※本稿は2025年2月のものです
文:伊達軍曹/写真:レクサス、マツダ、トヨタ
初出:『ベストカー』2025年3月10日号
小金持ちに見えるSUV
なんだかんだで相変わらず大人気のカテゴリーであるSUV。このカテゴリーにおいて重要となるのは「サイズ感」だ。
例えばトヨタのライズやヤリスクロスあたりは非常に優れた都市型SUVではあるが、あのサイズ感ではなかなか「小金持ち」には見えにくい。かといって、我々一般人の所得で購入できる大型SUVの中古車は必然的に低年式のボロい個体になるため、これまた小金持ちに見られるのはほぼ不可能となる。
しかしこのページ下部で挙げているような「中の大くらい」のサイズ感を持つSUVであれば、現行型あるいは先代後期型あたりの中古車を、総額200万円台にて楽勝で購入できる。
もちろんカーマニアは、例えば先代レクサスNX後期型の中古車相場はさほど高くないことを知っているだろう。だが世の中の大半の人にとってレクサス(の低年式ではない個体)は、「カネに余裕がある人が乗ってるクルマ」なのだ。
総額280万円くらいで買った中古の先代NX後期型でも、内外装を常時キレイに保ち、余裕たっぷりな安全運転をすることを心がければ、どこからどう見ても「小金持ち」なのだ。
レクサス NX(先代後期型)
2021年10月をもって「先代」にはなったが、2017年9月以降の後期型なら「レクサス感=小金持ちっぽさ」は充分以上であり、SUVとしてのクオリティも高い。比較的低走行な物件も300万円以下で狙える。
マツダ CX-60
2022年に登場したラージサイズに近いSUVで、内装の上質感は相当なモノだが、走行数千kmの中古車も総額280万円から検討可能。大金持ちには見えないが、確実に「余裕がある人」には見える!
マツダ CX-8
言わずと知れた3列シートSUVの傑作。もちろんSUVとしても純粋に高く評価できるが、「ちょっと小金持ちに見える」という部分でも、いまだ優秀。200万円台半ばの予算で充分イケる。
トヨタ ハリアー
「小金持ちに見えるクルマ」の定番。コレをきれいめに乗っていれば、どこからどう見ても「新興住宅地の白い築浅戸建てに住む、一流企業勤めの人」にしか見えない。だがガソリン車の中古車は200万円台半ばからだ。
トヨタ FJクルーザー
人気のオフローダー。しゃれたデザインと色使いがそもそも小金持ちっぽいが、「アクティブな休日を過ごしている人」に見えるのもポイント。世の中、金がないとアクティブな趣味はできませんから!



























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