買うなら「黒色ボディしかないでしょ!」。クルマって、デザインや搭載エンジン、乗り心地や価格など、いろんな要素を総合して「これを買う!」と決めると思う。そして、もうひとつ重要な要素がボディカラー。購入するなら「黒」でしょ! と自信をもって言いたいのが、これら2台だ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、スズキ、ベストカーWeb編集部
■ほのぼの系ミニバンが「ちょい悪」な香りになる「黒色」
まず1台目として取り上げるのはトヨタシエンタだ。どうですか、上の画像。「全身が黒色」で引き締まった感じでカッコいいでしょ!!
現行モデルは2022年8月登場と、あと4カ月でまる3年経過というのに、現在も売れまくっている。直近データの2025年3月も絶好調の売れゆきで、月販台数は1万2644台! 日本人に受け入れられているのが、わかる数値だ。
みんなに愛されている、ほのぼの系ミニバンのシエンタが黒色ボディになった瞬間、「ちょっと尖った」雰囲気に変身! していると思いませんか? さらに、「ちょい悪」な香りも漂いますね(←もちろん、いい意味で)。
カッコよく見える決め手は、なんたってスチールホイールのデザインと色あい! パッと見はブラックに見える、ダークグレーメタリックの樹脂フルキャップ。そのまわりをギザギザ状にシルバーメタリックがかたどられているデザイン。センスいいです!
このスチールホイールが標準装備のZグレードが、筆者一番の推し。ガソリンのFF(7人乗り)なら、268万6600円だ。
シエンタを買うなら、わざわざオプションでアルミホイールを装着せずとも、イケてるデザインのスチールホイールが標準装備のZグレードでしょ。足元が黒色で締まっていれば、クルマ全体がカッコよくなる好例だと思います!!
■攻めまくっているフロントデザインに似合うのは「黒」だ!
もう1台、黒色ボディカラーがカッコいい~! とシビれてしまうのがスズキフロンクス。小さくて使い勝手のいいクルマ作りを得意とするスズキが放つコンパクトSUVだが、上の画像のとおり、どこかマッチョさも感じるスタイル。
インド製造で日本に輸入しているコンパクトSUVで、全長3995mmと4m切りは文字どおり「コンパクト」! それでいて、前席、後席ともに「狭い」という印象は皆無の、見事なパッケージングが評判のモデルだ。
フロンクスを語るうえで欠かせないのがデザイン。全体的にスタイリッシュでまとまっているなか……フロントは攻めてますな~。特に、左右3つずつ備わっているヘッドライトデザインは、好みが分かれるところだと思う。
が、しかし。黒色ボディカラーにすれば、グリルやフェンダーモールの黒色、さらには切削アルミホイールの黒色などとの相乗効果で、ヘッドライトデザインとの一体感が生まれ、すこぶるカッコよくなるじゃないか!
こんなにカッコいいのに、カーナビ標準装備で254万1000円(FF)! 超絶コスパのよさに脱帽するしかないッ。フロンクスを買うなら、ボディカラーはブラックの一択ですよ!
ちなみに、フロンクスで黒といえば、下の画像ですよ。2025年1月「東京オートサロン2025」でスズキが出展していたコンセプトモデル「フロンクス シーバスナイトゲーム」。
単色の黒色ではなく、よく見れば「黒色が微妙にデザイン」されたボディカラーをまとまっており、震えるほどカッコいいじゃないですか。このまま売ってくれないかな~と思う次第です、はい。
……ということで、買うなら「黒色ボディしかないでしょ!」という2台を取り上げたけど、最後にひと言。「たかが」ボディカラーではなく、「されど」ボディカラーです!!
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