Tスペックは?
その一方で10台以上の中古車が流通しているのが「プレミアムエディション Tスペック」。
こちらは2021年9月に発表された特別仕様車で、初期の開発コンセプトに立ち返り、専用カーボンセラミックブレーキやカーボン製リアスポイラー、専用内装やブロンズのレイズ製鍛造ホイール等々を採用した一台。
さすがに値は張るが、総額2200万~2800万円付近で検討可能となる。
トラックエディションは?
標準モデルのフォルムにGT-R NISMOの足回りや駆動系、高剛性ボディを移植した「Track Edition engineered by NISMO」も20台ほどの中古車が出回っている。
高年式車は総額2000万円を軽く超えるプライスだが、2015年式付近であれば総額1100万円前後で見つけることもできるだろう。
NISMOや限定車は?
そのほかでは、専用チューンの3.8L、V6ツインターボが600psの最高出力をマークする「NISMO」は総額1600万円(田村氏になって直後のMY14で初設定)以上が当たり前で、「45thアニバーサリー」などの記念車は、そもそも流通量がきわめて少ない状況だ。
R35GT-R最大のトピックは「開発責任者変更」!?
18年間のうちに基準車の3.8L、V6ツインターボエンジンが480ps/60.0kgmから570ps/65.0kgmに性能アップしたり(NISMOは660ps/ 66.5kgmC)、新車価格が777万円から1444万3000円爆上がりしたのもR35GT-Rのトピックだろう。
しかし開発責任者が水野和敏氏から田村宏志氏に代わったのは最大の事件だ。
水野氏が2012年3月に日産を退社し、その後引き継いだのが田村氏なのだ。水野氏は最初期モデル、MY11、MY13を手掛け、田村氏はそれ以降となるが、同じGT-Rでもここまで違うかと驚かされる。いい悪いは置いといて、フツーの人が乗りやすいのは田村モデルだ。
GT-R 50 by イタルデザインの現状
「GT-R50 byイタルデザイン」は、GT-Rとイタルデザイン社の50周年を記念して50台限定で作られたモデル。その新車時価格は約1億4530万5600円だった。
現在、日本では1台のみが「価格応談」にて販売されているが、実際の価格は2億円以上か?
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