少しずつ認知されていくことで運転マナーとして定着していくはず
ただ、いくら効果的な方法だといっても、先行車が合流のために停滞している状況で、それを追い越して加速車線の先頭まで行くのははばかられますよね。高速道路会社も「高速道路を走る際のマナー」として、ファスナー合流を推し進めていますが、こうした「ズルをしている」「追い越して申し訳ない」といった心理が働くためか、さほど浸透していないのが現状です。
しかしながら、NEXCO東日本によると、NEXCO東日本管内の高速道路における渋滞損失時間は、コロナ禍以降増加傾向にあるとのこと。利用する側としても、クルマで移動するたびに渋滞に悩まされるのは、避けたいところですよね。
合流時に大切なのは、いち早く車線に入ることではなく、みんながスムーズに進めるようにすること。いきなり実行することは難しくても、少しずつ認知されていくことで運転マナーとして定着していくと思われるので、合流ポイントではぜひファスナー合流を心掛けるようにしてみてください。

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