ランクルプラドの後継として2024年4月に登場したトヨタ ランドクルーザー250。登場から1年しか経っていないのが信じられないほどの存在感だが、登場時の印象から変化はあっただろうか? 松田秀士氏と片岡英明氏が再度評価する!!
※本稿は2025年4月のものです
文:松田秀士、片岡英明/写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
トヨタ ランドクルーザー250(2024年4月登場)
●松田秀士氏の再評価は……ステイ
ステイタス性があり、所有欲を満たしてくれる一台だ。その大部分は、角ばったデザインがオフロードでの高性能を予感させる一種のオーラを感じさせること。
オフロード性能にフォーカスしてラダーフレーム構造を最新のGA-Fプラットフォームとし、アルミ材やハイテン鋼を適所に使用、最新の溶接技術などで剛性をアップさせている。
これによりオフロード性能だけでなく舗装路でのハンドリングや乗り心地も進化している。ただし、評価は1年前と変わらない。
●片岡英明氏の再評価は……アップ!
最初は買い得感の高いガソリン車も悪くない選択だと思った。
が、久しぶりにディーゼルターボに乗ってみると、選ぶならヤッパこっちのほうだよね、となる。低回転からトルクが湧き出し、8速ATとの相性がバッチリだからだ。高速道路でも悪路でも扱いやすい。
ガソリン車はディーゼルターボと比べるとパンチ不足と感じる。ATも6速だから、パワーバンドを使い切るのが難しい。現在このランクル250も新車で買えるのはKINTOだけ。これは大きな不満だ。
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