トヨタに人気車は数々あるが、なかでもミニバンのラインナップは注目すべき充実度だ。ここでは、高級路線から気軽に使えるファミリーカーまで、大小3種のトヨタミニバンのおすすめグレードとおすすめの購入方法をご紹介する。
※本稿は2025年5月のものです
文:渡辺陽一郎(プロフィール&おすすめグレード)、佐々木 亘(おすすめの買い方)/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年6月10日号
※諸元内の「M」はモーターです
トヨタ アルファード/ヴェルファイア

全長が4.8mを超えるLサイズカーの中で、2024年度に日本で最も多く販売された車種がLサイズミニバンのアルファードだ。外観の存在感が強く、内装も豪華に仕上げた。
室内は姉妹車のヴェルファイアを含めてミニバンでは最も広く、3列目にも充分な空間がある。ヴェルファイアは運転感覚をスポーティに仕上げたから、Lサイズミニバンらしい乗り心地を満喫できるのはアルファードだ。
●おすすめグレード:ハイブリッドX
●おすすめの買い方:残価設定ローン
3年後で70%近い驚異的な残価率を誇る。高残価を活かして、常に最新モデルへの乗り換えを狙える、短期の残価設定ローンがお薦めだ。
トヨタ ノア/ヴォクシー
ミドルサイズミニバンの人気車種で、ノアにはエアロ仕様と標準ボディがあり、ヴォクシーはフロントマスクが個性的なエアロ仕様のみだ。
ライバル車のセレナやステップワゴンと比べた時の一番の特徴は、先進装備の採用にある。渋滞時にステアリングホイールから手を離しても運転支援を受けられたり、スマートフォンを使って車外から車庫入れの操作をできる機能などを設定した。
●おすすめグレード:ノアハイブリッドS-G
●おすすめの買い方:残価設定ローン
3年後の残価は6割、5年後でも5割は残るため、長めの残価設定ローンがいい。5年後に残価分を払い切って買い取ることもできる。
トヨタ シエンタ
全長を4.3m以下に抑えたコンパクトミニバンで、視界の優れたボディによって運転しやすい。薄型燃料タンクの採用で、3列目の床も低く、膝の持ち上がる窮屈な座り方になりにくい。ボディが小さいわりに居住性は快適だ。ミニバンながら価格が安く、ハイブリッドのWLTCモード燃費は28km/Lを上まわる。
●おすすめグレード:ハイブリッドG/7人乗り
●おすすめの買い方:残価設定ローン
車両本体価格が低めのシエンタでも、残価率は3年後で半分程度と高い。長いローンを組むよりは、短期の残価設定ローンがベストだ。






















コメント
コメントの使い方どれも受注停止で買えません。
やむなくホンダ買うしかない…