「10年経って成熟されたCXシリーズの末っ子」 マツダ・CX-3

今やマツダの屋台骨となっているCXシリーズだが、そのなかで末っ子にあたるのがCX-3。
その魅力は、なんといってもマツダのデザインテーマ「魂動」による美しさと先鋭を追求したデザインで、市街地でも取りまわしやすいコンパクトサイズながら存在感は抜群。
また、全高を1550mmに抑えて機械式立体駐車場に入庫可能としたこともポイントだ。
CX-3のもうひとつの特徴が、ディーゼルエンジン専用車として登場したこと。搭載される1.5リッターターボディーゼルは、2.5リッターガソリンエンジンを上回るほどのトルクと優れた燃費・環境性能を実現。
ただ、2017年に2リッターガソリンを追加し、その翌年にはディーゼルを1.8リッターに変更。2020年には1.5リッターガソリンが加わり、その後2リッターガソリンが消滅するなど、時間の経過と共にエンジンラインナップも目まぐるしく変わった。
そして、デビューから10年経っているだけあり、改良や装備の変更などを幾度となく実施。
その成果もあってか、長期間にわたって販売されているにもかかわらず昨年の新車販売台数はトップ50に入るなど、モデル末期とはいえまだまだ元気なのだ。
「サイズはコンパクトでも立派な高級車」 レクサス・LBX
エントリーモデルとして2ボックスのCTを設定するように、レクサスはSUVにもコンパクトサイズのLBXを投入した。
しかし、そこはプレミアムブランド。小さくて扱いやすいだけでなく、クラスを超えた質感と走り、そして存在感と上質さを併せ持つデザインのハイブリッド専用SUVとしてデビューさせたのだ。
全長こそヤリスクロスとほぼ同じながら全幅は60mmもワイドで、レクサスの新たなファミリーフェイス「ユニファイドスピンドル」を採用。マッシブでカタマリ感のあるフォルムは、1.5リッタークラスとは思えないほど力強く、華やかだ。
パワーユニットは1.5リッター直3+モーターのハイブリッド。エンジンはヤリスクロスと同じだがモーターはより強力で、爽快な加速やリニアな走りを実現してくれる。
このように、LBXは上質なだけでなく走りも魅力的なわけだが、その長所をさらに高めたのが2024年に登場した「MORIZO RR」。
モリゾウこと豊田章男氏の名が与えられたこのモデルは、内外装や足回りはもちろん、エンジンも1.6リッターターボに変更されるなど、ホンキのハイパフォーマンスモデル。
小さな高級車は走りも一級品なのである。
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コメントの使い方CX-3の画像が古いのは何か訳があるのでしょうか