ライフスタイルBEVシリーズは、市販化はまだ限定的
16台のうち8台を占めた「ライフスタイルBEVシリーズ」には、ピックアップEVやコンパクトクルーザーEV、スモールSUEV、クロスオーバーEV、スポーツEV、マイクロBOX、ミッドBOX、e-パレットと、多様なモデルが含まれていました。
この中で市販化に至ったのは、2022年に登場した「クラウンクロスオーバー」(クロスオーバーEV)と、2023年に発表された欧州向け2代目「C-HR」(スモールSUEV)です。いずれもハイブリッド車とプラグインハイブリッド車のラインアップと、完全なBEVではありませんが、コンセプトモデルに近い位置づけといえるでしょう。
これ以外のコンセプトカーは市販モデルに至っていませんが、コンパクトクルーザーEVやピックアップEVは近い将来、ハイブリッド車やPHEVとしての登場が見込まれています。移動支援のためのコミューターEVたちに関しても、ウーヴン・シティなどでの実証実験を通じて、徐々に実用化される可能性がありそうです。
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2025年6月末時点では、16台のうち7台の発売もしくは発表が確認できました。残り9台となりますが、そのうちのいくつかは、2025年秋のジャパンモビリティショーでお披露目されることを期待したいところ。
bZシリーズについては、現時点多くが中国市場向けになっていますが、今後はグローバル展開される可能性も十分にあり、いずれは日本市場でもより多様なBEVが販売されることになるでしょう。3年半前の「衝撃の16台」から続くトヨタBEVラインアップの拡充には、今後も大いに注目していきたいところです。
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