教習所からやり直して…ウインカー正しく点けない人が「98%」ってマジかよ…

教習所で習った「ルームミラー→サイドミラー→死角」を思い出そう!!

 教習所教わった進路変更は、(教習所によって多少違うようですが)まずウインカーを点灯させて意思表示を行い、3秒間ウインカーを点灯させている間に、ルームミラーとサイドミラー、そして死角となる位置を目視で確認して安全を確かめ、問題がなければ車線変更を行う、というものでした。ただ、おそらく多くのドライバーが、この一連の安全確認を、ウインカーを点灯させる前に行っているのではないでしょうか。

 もちろん事前に周囲の状況を把握することも必要なのですが、車線変更を始める前にウインカーを3秒間点灯させることで、周囲に自車のこれからの行動を認知してもらう時間が長くなり、点灯させている間に一連の安全確認をもう一度行うことで、安全をより確かなものにすることができるという、運転の安全レベルを1段階、2段階と底上げすることができることになります。

 ルームミラー→サイドミラー→死角の確認をしていれば、おおよそ3秒かかります。車線変更に関しては、「事前に通知すると、前を詰めて入れないようにするなど、意地悪される可能性がある」と考える節もあるようですが、確かにそういうケースに遭遇することもありますが、だからといって事前の合図もなく車線変更をすることは、そうした(意地悪をするような)マナー違反を超えた、ルール違反となる行為です。ルールに則った運転操作をせずに事故となってしまった場合は、過失割合に影響してしまう可能性もあります。

 筆者自身も、自分の運転が本当に正しいか、あらためて見直してみようと思います。ぜひ皆さんも日々のウインカー操作を振り返ってみてください。

ウインカーを3秒間点灯させれば、より周囲に自車のこれからの行動を認知してもらう時間が長くなり、点灯させている間にさらに安全確認をすることで、運転の安全レベルを1段階、2段階と底上げすることができる(PHOTO:Adobe Stock_maroke)
ウインカーを3秒間点灯させれば、より周囲に自車のこれからの行動を認知してもらう時間が長くなり、点灯させている間にさらに安全確認をすることで、運転の安全レベルを1段階、2段階と底上げすることができる(PHOTO:Adobe Stock_maroke)
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