2025年上半期のクルマ関連ニュースの明るい話題をひとつ。あまりにユルユルで問題点が多すぎた「外免切替制度」だが、ようやく厳格化する方向で検討に入ったようだ。日本人も外国人もルールを守って安全に走れる道路にしたい!!
※本稿は2025年6月のものです
文:片岡英明/写真:AdobeStock(トップ画像=Alexander Raths@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
外国人による悪質な違反を抑止できるか?
取得要件の緩さや知識確認の容易さが問題視されている外免切替制度。各地で重大事故も起こっている。
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今、世間を騒がせている「外免切替」は、外国で取得した運転免許を、日本の運転免許に切り替える制度のこと。
この制度を使って日本の運転免許を取得した外国人による悪質な交通事故が多発したから、識者などから制度の問題点が指摘されるようになった。
外免切替では住民票の写しや在留カード、パスポートなどから住所を確認する。
が、観光客などの短期滞在者がホテルなどの一時的な滞在場所を住所とし、運転免許を取得することが可能になっている。技能確認と知識確認の試験も簡単だ。日本は右側通行で、英語の看板も少ないから、試験を厳しくしてほしいね。







コメント
コメントの使い方これは是非、実際の法整備まで漕ぎつかねばならない案件です。
その為には、まずはベストカーさん含む著名なメディアが旗を振って、
それを活用して我々がSNSで広め、大きな流れとなって政治家が無視できない規模になる
しか道はないと思います。章男氏などの鶴の一声で変わるようなものじゃない。