安易に考えがちなガス欠だがこれも違反!
安易に考えがちなのが、ガス欠。なんとかなるだろうという考えはダメ。いったん高速道路に入ってしまえば各SA・PAに設置されたガソリンスタンドでしか基本的に給油することはできない。
忘れがちなのは、一般道ではガソリンスタンドは多く、比較的見つけやすい(首都圏の場合)。しかし、いったん高速道路に入ると、給油できない区間があることを知っておかねばならない。
それは高速道路でのガス欠は高速自動車国道等運転者遵守事項違反となるからだ。高速道路でガス欠となった場合、普通車の反則金は9000円で、大型車が1万2000円、二輪車が7000円。 違反点数は各々2点となる。
高速道路での給油できない区間は、例えば中央道の恵那峡SA上下線~東名高速浜名湖SA上下線。この区間は130.4km区間に渡ってガソリンスタンドが設置されていない。また、圏央道菖蒲PA内回り&外回り~東名高速足柄SA上下線の136.9km区間で給油することができない。
ちなみに高速道路のSA/PAでのガソリンスタンドの価格は恐ろしいほど高いので要注意。例えば8月2~8日のレギュラーガソリン価格は、東京IC→31km地点の海老名SA=199円、47km地点の足柄SA=199円、49km地点の牧之原SA=199円、53km地点の浜名湖SA=202円と、東京・世田谷区周辺の160円前後と比べ40円近くも高いので、必ず高速に乗る前に給油されたい。
編集部まとめ
最後にお盆期間中の高速道路渋滞について紹介しておきたい。NEXCO各社はホームページで渋滞予測と、渋滞のピーク時、渋滞を回避するおススメの時間帯を以下のように紹介しているので参考にされたい。ちなみに休日割引が除外されるのは、8月では9、10、11、16、17日なので注意しておきたい。
■8月9日(土)東北道(下り線)矢板北PA付近を先頭とする渋滞〔最大40km〕
栃木都賀JCT→西那須野塩原IC区間を走行する場合、渋滞のピークは8~9時で、渋滞がない場合に比べ約3倍(約2時間)の所要時間を予測しています。栃木都賀JCTを4時よりも前または15時以降に通過する場合の所要時間は約40分と予測しており、これらの時間帯のご利用をおススメします。
■8月9日(土)中央道(下り線)相模湖IC付近を先頭とする渋滞〔最大45km〕
高井戸IC→相模湖IC区間を走行する場合、渋滞のピークは6~11時で、渋滞がない場合に比べ約4倍(約2時間15分)の所要時間を予測しています。高井戸ICを4時よりも前または15時以降に通過する場合の所要時間は約35分と予測しており、これらの時間帯のご利用をおススメします。
■8月15日(金)中央道(上り線)小仏トンネル付近を先頭とする渋滞〔最大30km〕
大月IC→八王子JCT区間を走行する場合、渋滞のピークは15~22時で、渋滞がない場合に比べ約5倍(約2時間)の所要時間を予測しています。大月ICを11時よりも前または翌1時以降に通過する場合の所要時間は約25分と予測しており、これらの時間帯のご利用をおススメします。
※NEXCO各社の渋滞情報予測はこちらでチェック!



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