「近くに駐車場がない」「時間がない」…そんな理由でしてしまいがちな路上駐車ですが、最新の意識調査では2年以内に経験があるドライバーはわずか約22%。安全性や社会ルールへの意識が高まる中、その背景と今後の見通しをベストカーWebならではの視点でお伝えします。
文:ベストカーWeb編集部/写真:PRTimes・AdobeStock(トップ画像=Papukos@AdobeStock)
路上駐車減少傾向に! その理由とドライバーの意識とは?
パーク24の路上駐車に関する意識調査によれば、2年以内に路上駐車をした経験がないと答えた人が 約78% に。10年前と比較して半減という結果はドライバーの意識変化が進んでいる証拠です。
そもそも路上駐車をした理由は「駐車場にとめるほどの時間ではなかった」が56%と最多で、次いで「近くに駐車場がなかった」が24%。駐車場不足や認識の甘さなど、無意識の判断による行動が根底にあるようです。
その一方で路上駐車をしなくなった理由では、「取締まりが厳しくなったから」が52%、「危険だと知ったから」が35%、「駐車場が増えたから」が31%と続き、社会的な整備と啓発が確実に響いている様子もうかがえます。
路上駐車が減ることで交通事故や緊急車両への妨害リスクも低減します。自動車メーカーやカー用品ブランドには、ユーザーへ適切な駐車場アプリやナビ機能の提案などを通じて、安全なカーライフの一助となる機会です。
読者としても、日常の“ちょっとだけ”が社会問題につながる意識を再確認したいところです。




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