あの音をもう一度聴きたい!! 時代に吼えた日本のV8エンジンの足跡

荒野より深い鼓動……トヨタ ランドクルーザー100/200

 圧倒的な走破性と信頼性だけでなく、100系から高級車としての素養も持ち合わせるモデルへと昇華し、V8・4.7Lエンジンを設定。

 200系時代には新開発の4.6Lの排気量を持つ1UR型に置き換えられたほか、海外仕様にはV8・5.7Lも存在した。

速くて艶もある選択……日産 シーマ

日産 シーマ
日産 シーマ

 圧倒的な人気を誇った初代の後を受けた2代目は、ライバルのセルシオに対抗するべくV8を設定し、より高い動力性能を実現するために、排気量をあえて4.1Lとするこだわりをみせた。

ちょっぴり孤独な帰国子女……日産 インフィニティQ45

 日産が海外で展開するプレミアムブランド、インフィニティのフラッグシップとして1989年に登場したQ45は、車名のとおりV8・4.5Lを搭載。

 このエンジンは遅れて登場する3代目プレジデントにも搭載されたが、パーソナルなQ45はプレジデントよりも出力が高められていた。

都会が似合う獣……日産 フーガ

日産 フーガ
日産 フーガ

 セドリック&グロリアの後継として2004年に登場したフーガはV6エンジンがメインだったが、登場時にV8・4.5Lモデルの存在も明らかとなり、約10カ月遅れで「450GT」が追加設定された。

単なる贅沢ではない本物の存在感……日産 プレジデント

 日産のフラッグシップカーとして、センチュリーより早い1965年にデビューしたプレジデントは、国産車初のフルサイズカーとして登場。初代から一貫してV8を搭載し(直6モデルも存在していた)、2010年までその座を守り続けた。

重なり合うアグレッシブさと上質さ……レクサス IS F

レクサス IS F
レクサス IS F

 Fの名を冠した初のモデル。ノーマルのISに423psを発生するV8・5Lエンジンを押し込んだモンスター仕立て。

静けさの奥に眠る揺るがぬ力……レクサス LS460

 セルシオからグローバルネームのレクサス LSに統一された初代は、新開発の1UR型エンジンを搭載。圧倒的な静粛性と385psという高出力を併せ持ち、フラッグシップの名に恥じない実力を備える。

小さなボディに宿る攻めの本能……レクサス GS F

レクサス GS F
レクサス GS F

 Fシリーズの4ドア車として2015年に登場したGS Fは、アリスト時代を彷彿とさせるパワフルなスポーツセダン。FRレイアウトならではのダイレクトな走行フィールは、純ガソリン時代の魂を感じさせる。

流線の中に潜むV8の熱情……レクサス RC F

 2025年11月で生産終了がアナウンスされていたRC Fはすでにファイナルエディションが完売済。国産車としては稀有な2ドアクーペにV8エンジンの組み合わせを今後見ることができる日はくるのだろうか?

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…