2024年に創立40周年を迎えたニスモ。それを記念して、日産の往年の名機「L型エンジン」をDOHC化したキットを開発。そしていよいよ、このDOHCキットが製品化に向けて動き出した。発売は2025年秋頃だというが……待ちきれん!!
※本稿は2025年7月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:日産
初出:『ベストカー』2025年8月10日号
往年の名機「L型エンジン」がDOHCに!
ニスモがスカイラインやフェアレディZに搭載されていた名機のL型エンジンを、DOHC化するキットの製品化を発表しました。監修を行っているのは、現役ニスモワークスドライバーの松田次生選手です。
●片岡氏のコメント
2024年、ニスモは創立40周年を迎えた。これを記念して開発したのが、チューニング界で人気の高いL型直列6気筒のヘッド部分をDOHC化したキットだ。そして6月にニスモが製品化することを発表。実験と監修は、ニスモのワークスドライバーの松田次生さんが行っているという。
試作エンジンは、L28型直列6気筒OHCのブロックにDOHCヘッドを架装したもので、点火系はダイレクトイグニッションとしている。
キャブ仕様だけでなくマルチポイントインジェクションにも対応できる設計とし、カムはチェーン駆動とした。排気量は3Lで、300ps以上/30.0kgm以上が目標だ。
発売時期は秋を予定している。価格はそれなりに高くなりそうだが、今から正式発表が楽しみだね。

















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