スバル R1伝説1:R2後にあえてR1! 最後の純スバル軽クーペ
2003年に大胆かつ使える5ドアのR2、2年後により攻めた3ドアのR1をリリース。スバルは2000年代頭になぜこんなスタイリッシュ戦略で攻めたのか?
当時同社は海外向けのSUV路線で成功、軽ではハイトワゴンのプレオを出したがイマイチ。そこで次はスバルらしい軽スペシャルティ路線としてR2&R1で攻めたが惨敗。きっと最後の勝負だったのだ。
スバル R1伝説2:R2と共通点ほぼナシ! 完成度は凄まじかった
5ドアのR2、3ドアのR1、どちらも骨格が共通のスバルの軽兄弟車だが、驚くことに外板共通パーツはほぼ皆無。
今や大型SUVのマツダCX-60とCX-80でもノーズとフロントドアまでは共通パーツを使って効率化を図るが、フロントノーズはもちろんドアパネルもフルオリジナル。結果R1の一体感や凝縮感は凄まじかったが……残念ながら売れず。
●スバル R1 懐かしスペック
・カテゴリー:FF軽3ドアクーペ
・全長×全幅×全高:3285×1475×1510mm
・ホイールベース:2195mm
・車両重量:810kg
・エンジン:660cc直列4気筒SOHC
・最高出力/最大トルク:46ps/5.9kgm
・トランスミッション:CVT
・駆動方式:FF
・サスペンション:前=ストラット式 後=ストラット式
・国内累計販売台数:1万5081台
・ベース車:スバル R2
・コンセプト:パーソナルカーの新基準

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