2025年夏の球児たちの熱戦が終わり、高校野球好きのベストカー編集者Aは抜け殻と化していた。そこで、「クルマ界と高校野球って似てるトコあるよね!」と類似性を(むりやり)見い出し大発表!! 夏の甲子園便乗企画の後編をお届け!!
※本稿は2025年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年9月10日号
高校野球のレベルも日本車レベルも高い!
記憶に新しい2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)での日本野球世界一。その直後から「日本野球の質の高さの礎は高校野球にある」と、決勝で敗れたアメリカをはじめ、世界中のメディアが賞賛を送っている。
日本の高校野球レベルの高さを世界が認めるように、ハイブリッド技術をはじめ、日本車の技術も世界が認める流れにある。こういう部分も、高校野球とクルマ界は似ているんですよ!
高校野球とクルマ界どちらも「熱」が似合う
猛暑日続く真夏の炎天下でも試合をするのが高校野球の伝統。それはクルマも同じ。新モデル開発時、「耐熱テスト」は避けて通れないから。暑さ、熱に強いのがクルマと高校球児。簡単にはへこたれません。(とはいえ熱中症には用心を!)
「スバルブルー」を彷彿とさせる青色ユニホーム
白一色、あるいは白地にストライプが入るユニホームが高校野球の定番。しかし、栃木県代表・青藍泰斗(せいらんたいと)の、今までの常識を覆すユニホームにはおったまげ! だ。
35年ぶりに甲子園出場を果たした青藍泰斗高校は、2024年秋にユニホームを変更しており、なんと上下ブルーに白のストライプが入った大胆デザイン。「プロ野球の横浜DeNAかと思った!」など、県予選から早くも話題になっている。
この青色、WRCで活躍しまくった、スバルブルーをまとうインプレッサを思い起こさせる。
「継続試合」があれば「継続販売」もある
高校野球では2022年度から「継続試合」が導入されている。降雨や日没でもノーゲームとしないで、後日、その場面の続きから試合を始めるもの。ようやく導入されて、担当うれしい~。
で、クルマ界に存在する「継続」は、新型が登場しても旧型を引き続き販売する「継続販売」。例えば、現行カローラが登場しても、先代カローラアクシオなどを販売していたアレ。共通事項ですね。
「スクイズ」のかけ引きはクルマ界にもあるッッ!!
3塁ランナーを確実に本塁に返す「スクイズ」は、高校野球の醍醐味のひとつ。攻撃側と守備側の監督、それぞれ「1点を取りたい/取らせない」と、相手の心を読んで選手へサインを出す。心理戦の一面もある。
これはまさに、新車購入時の値引き交渉ではないか。「少しでも値引き額を高く」という客側と、それを阻んでハンコ押しまでもっていきたいディーラーマンとの心理戦。このかけ引き、共通するものがあるッッ!!
主力を複数用意して勝ちにいく!!
「ひとりの投手が投げ抜いて全国優勝!」というのは昔の高校野球の姿。怪物・江川投手(←古いですか)しかり、ハンカチ王子・斎藤投手しかり。
が、現代高校野球では主力投手が2~3人いないと県予選を勝ち抜けないし、甲子園で勝つのはかなり厳しいといえる。
クルマ界でいうと、複数モデルで勝負に出るクラウンシリーズ、新型RAV4やスペーシアシリーズと戦略は同じではないですか!
























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