Q6:悪路走破性が最も高いランクルはどれ?
ランクル70はアップデートされているとはいえ、基本設計は40年前のものだ。電子デバイスはVSCやブレーキLSDなど最小限にとどまっている。最小回転半径も大きいから取り回しにもコツが必要だ。
フラットダートや雪道はともかく、モーグルコースや急坂など、過酷なステージを走り切るにはそれなりのテクニックと度胸が要求される。
他のランクルとレクサスの2台はオートモードなどを備え、それほど経験がなくても何とか走り切ることが可能だ。ただし、テクニックで実力を引き出せれば楽しさは70が最高だ。(TEXT/片岡英明)
ここは気になる!! ランクル買うなら盗難対策は必須!!
ランドクルーザーシリーズの盗難被害は後を絶たない。2025年7月31日に警察庁が発表した2025年上半期の自動車盗難件数は3821件。このうちランクルは断トツの756台で、2位のプリウス(289台)の倍以上。盗難被害車両の実に約20%がランクルなのだ。
最新のランクル250や300には、盗難手口の主流となったCANインベーダーに対応するセキュリティシステムが装備される。しかし窃盗団はさらに新たな盗難手口を開発し、短時間のうちにエンジンを始動して自走で盗難するという。
窃盗団とのいたちごっこではあるが、「最新のセキュリティシステム」を装備することが最大の防御策となることは間違いない。そのうえで、ホイールロックなど、見た目にも「ひと手間かかる」と思わせることも効果がある。
あなたにオススメのランクルはこれだ!
現在、日本で販売されるランクルファミリーのなかで、最もタフでヘビーデューティなのが70だ。パートタイム4WDでトランスファはレバー式。電制デバイスは最低限なので、悪路走行ではドラテクが必要。
タウンユースから本格的ラフロードまでオールマイティにこなせるのが250。300は車体が大きく街中では見切りもイマイチ。ロングドライブでは快適だ。
これからさらに充実! ランクルファミリーの末弟「ランドクルーザーFJ」
新たなランクルファミリーとしてデビューに期待の「ランドクルーザーFJ」。全長4500mmで250や300よりもコンパクト。エンジンは直4、2.7Lガソリン。




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