トミカと言えば、子供のミニカー遊びの定番。毎月新車が登場し、その車種は超豊富。遊び方も無限大だ。ただ、トミカの対象年齢は3歳以上。まだまだ我が子には与えられないと思っている世のお父さん!! 1歳半からデビューできるトミカがあるって知っていますか?
文/画像:佐々木 亘
【画像ギャラリー】幼児の知的好奇心に応えるトミカさん!! ありがとうございます!!!!(4枚)画像ギャラリー子供がクルマに興味を持つのは意外と早い
筆者には、執筆時点で生後1歳半ほどになる子供がいる。お気に入りの遊びは、ブロックとミニカー。赤ちゃん用品店で売っている大きなクルマのおもちゃを、器用に掌で走らせる姿に成長を感じるわけだが、クルマ遊びでとりわけお気に入りなのが、今回紹介する「はじめてトミカ」だ。
はじめてトミカは、1.5歳から楽しく安全に遊べるトミカである。
現在車種は6つ。パトロールカー・救急車・消防車・清掃車・ホイールローダーと働くクルマが5つあり、乗用車は日産GT-Rがラインナップされている。各車には指先遊びとして、動く部分が用意されており、清掃車はゴミ収集口が回る、救急車は後部ドアが開くなどのギミックが楽しい。
はじめてトミカは、安全な丸いフォルムで、小さい手でも遊びやすいサイズ感。そして楽しいアクションが魅力だ。トミカより対象年齢が引き下がられていることで、遊びの幅が広がる1歳半ごろから安心して与えられるのである。
はじめてトミカと普通のトミカを徹底比較!
はじめてトミカのGT-RとトミカのGT-R、そしてはじめてトミカのパトロールカーとトミカのクラウンパトカーを比較してみよう。
ボディサイズは、はじめてトミカが通常のトミカよりも2まわりほど大きい。ボディやタイヤの材質もプラスチックになっていて、通常のトミカに使われるダイキャストよりも優しく手触りだ。
仮に子供が投げても大事には至らない(通常トミカは投げつけられると超痛いし、窓ガラスが割れる恐れもある)。
しかしトミカとしての仕上がりは、本家に負けていない。GT-Rのフロントグリルには、しっかりとGT-Rバッジがあり、ヘッドライトからボディのキャラクターラインまで、実車そっくりにデザインされているのだ。もちろん本家同様に、サイドミラーは怪我の元となるので取り除かれている。
リアビューもGT-Rそのもの。4灯テールランプやマフラーも再現性が高い。サイドビューに至っては、タイヤが大きくなってボディとのクリアランスがほとんどないため、ツラッツラの状態で本家よりもカッコいいと思ってしまった。
シャシー部分には排気系配管の取り回しも再現され、タイヤ外れ予防と隙間に指などを挟まないようにガードが付いているのが印象的。安全に遊びながら、しっかりとクルマの構造を覚えることができる。
パトロールカーは特定の車種ではないものの、その作りは精巧そのもの。回転灯がくるくる回る指先遊びのギミックは、はじめてトミカならではだ。
こちらでお値段は935円(税込み)。通常のトミカよりは少し高いが、タイヤの動きやドアの開閉はスムーズで、お値段以上の活躍をしてくれること間違いなし。本家同様に、もう少し車種が増えてくれると、楽しみも倍増しそうだ。
2WAYで遊べる駐車場セットもあるぞ
通常のトミカよりも大きなはじめてトミカは、トミカワールドなどで走らせることはできない。しかし、初めてトミカが走行できる、「ちゅうしゃじょうセット」も用意されているので安心してほしい。
ゲートをくぐらせ、ダイナミックなスロープ遊びもできる駐車場セットは、3歳からのトミカでも遊ぶことができる。大きくなっても使えるのは、親としても嬉しい限り。「ちゅうしゃじょうセット」には、通常販売されていない青色のはじめてトミカGT-Rが付いてくるぞ。
トミカの対象年齢までは「はじめてトミカ」で楽しく遊ぼう。トミカデビューは1歳半から、これが令和の新常識だ。







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