それでも「交換時期」は必ず来る
これらに注意をしていても、タイヤの交換タイミングはいずれ訪れます。たとえ残り溝が十分にあったとしても、製造から年月が経過したタイヤは、経年によって柔軟性を失っている可能性があり、ひび割れや、バースト(破裂)に至る危険性があります。
タイヤメーカーのブリヂストンは、残り溝が4ミリ以下になった時点での交換を推奨しています。タイヤの残り溝については「1.6ミリ以上の深さを有すること」(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第89条)と定められており、1.6ミリに達するまでは、使用していても規定上は問題ないことになりますが、雨の日など濡れた路面では、排水性能が低下し、スリップやハンドルやブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」も発生しやすくなります。安全のためには「まだ使える」よりも「安心して走れる」ことを重視しましょう。
残り溝が4ミリ以上ある場合でも、長く使っているタイヤは、前述したようにタイヤの柔軟性を失っているおそれがあるため、製造から5年を過ぎたタイヤは、一度専門店で点検を受けるのがおすすめ。見た目に問題がなくても、製造から10年が経過しているタイヤは交換するようにブリヂストンはすすめています。

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タイヤは、安全なカーライフを支えてくれる重要なパーツです。空気圧チェックや運転習慣の改善で寿命を延ばしつつ、適切なタイミングでの交換を心がけましょう。
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