憧れのスポーツカーに、縁遠い超高級車……。いったい何台くらい売れているんだろうと、やっかみ半分で興味が湧く。細かな台数まで、ベストカーが調べ上げました。やっかみ半分で(笑)。いつかこの数字の一部としてカウントされたい!!
※本稿は2025年8月のものです
文:清水草一/写真:マツダ、トヨタ、スバル、日産、ダイハツ、レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年9月26日号
国産スポーツは受注再開のZが猛追!
国産スポーツカーは、ロードスターとGR86/BRZの2強態勢がずっと続いているが、注目すべきはフェアレディZの猛追だ。
ようやく生産体制が整って(遅すぎ)、2025年1月に同年モデルの受注が再開され、3月にはまとめて1793台が登録された(前年同月比で約7倍)。2025年前半の合計では、GR86に迫るところまで伸びている。
コペンはコツコツ匍匐前進中。GT-Rとスープラ、レクサス RCは間もなく生産終了してしまうが、LCはマイナーチェンジ実施で存続決定。ガンバレ国産スポーツ!
●国産スポーツの販売台数ランキング(2025年1月〜6月)
・第1位:マツダ ロードスター(6369台)
・第2位:トヨタ GR86/スバル BRZ(5464台)
・第3位:日産 フェアレディZ(4644台)
・第4位:ダイハツ コペン(2056台)
・第5位:日産 GT-R(654台)
・第6位:トヨタ GRスープラ(590台)
・第7位:レクサス LC(349台)
・第8位:レクサス RC(329台)
国産超高級車はLMのひとり勝ち?
日本には、ケタ外れの超高級車が3車ある。レクサス LMとLX、そしてセンチュリーだ。すべて選ばれし者のための少量生産モデルだが、そのなかではアルファードベースのLMの販売台数が断然多い。
ランクル300ベースのLXは、受注停止状態のまま、細々と納車が続いている。センチュリーはそもそも、誰にでも売るクルマじゃないし、台数はこんなもんでしょう。
●国産超高級車の販売台数ランキング(2025年1月〜6月)
・第1位:レクサス LM(3752台)
・第2位:レクサス LX(526台)
・第3位:トヨタ センチュリー(175台)※SUV含む




























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