小さいクルマで大きな感動を味わう!! 官能エンジンを搭載したコンパクトカートップ5

小さいクルマで大きな感動を味わう!! 官能エンジンを搭載したコンパクトカートップ5

 日本ではSUVと並んで権勢を誇るコンパクトカー。その中にも当然、我々の感性に響く「官能エンジン」がある。お馴染み4人の自動車評論家のみなさんが、現代向け「官能エンジン」を搭載したコンパクトカーの中から厳選してご紹介!!

※本稿は2025年9月のものです
文:片岡英明、鈴木直也、国沢光宏、渡辺陽一郎/写真:トヨタ、マツダ、ホンダ、スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年10月10日号

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片岡英明が選ぶ「官能エンジン」コンパクトカー

トヨタ ヤリス。1.5L、直4は120ps/14.8kgmでキビキビ感がナイス
トヨタ ヤリス。1.5L、直4は120ps/14.8kgmでキビキビ感がナイス

 ヤリスに搭載されているM15A-FKS型4気筒エンジンは優れたバランス感覚の持ち主だ。実用性能が高いだけでなく適度にスポーティな味わいだから操って楽しい。

 マツダ2の15MBはハイオク仕様のP5-VSP型エンジンを積み、気持ちよく回り切る。

鈴木直也が選ぶ「官能エンジン」コンパクトカー

 このセグメントは燃費とドライバビリティの総合性能で勝負だから、ヤリスとフィットが上位にくるのは納得。注目なのは、そんななかでマツダ2の健闘だ。

 マツダ2 15MBはモータースポーツ向けのベース車両で、180万円を切る価格も嬉しいよねぇ。

国沢光宏が選ぶ「官能エンジン」コンパクトカー

 スポーティなモデルはほかの人が選んでくれると思ったため「漏れそうでいて注目すべきモデル」を選んでみた。

 ハイブリッド優勢のなか、チョイ乗りや寒冷地(ハイブリッドは暖まるまでの燃費が悪い)で使う人は純エンジン車のメリットが依然として大きい。

渡辺陽一郎が選ぶ「官能エンジン」コンパクトカー

 総合1位はボディの軽いヤリスで納得できるが、私はマツダ2を選んだ。ディーゼルの廃止は残念だが、ガソリンも車両重量のわりに動力性能が優れ、ヤリスと同じく6速MTも選べる。熟成された足回りも魅力だ。

 フィットRSもMTは選べないが走りは上質だ。

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