直6搭載の巨体なのにリッター20km! マツダCX-60を今評価したら欠点が見つからない!?

直6搭載の巨体なのにリッター20km! マツダCX-60を今評価したら欠点が見つからない!?

 2022年9月に登場したマツダ CX-60。エンジン縦置きFRの大きなSUVという意欲作だが、登場直後は足回りのカタさで酷評を集めてしまった。○と×を指摘するというこの記事で、ご存知清水草一氏は「足回りの一件」をどう捉えるのか!?

※本稿は2025年9月のものです
文:清水草一/写真:マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年10月10日号

【画像ギャラリー】足回りの件? 小さい小さい!! 改良で不安要素が払拭されつつあるマツダ CX-60(14枚)画像ギャラリー

マツダ CX-60の○と×

マツダ CX-60(2022年9月デビュー/2025年7月販売台数:744台)。マツダのラージ商品群第1弾で、直4ガソリン、直6ディーゼル&ディーゼルMHEV、ガソリンPHEVと多彩に設定
マツダ CX-60(2022年9月デビュー/2025年7月販売台数:744台)。マツダのラージ商品群第1弾で、直4ガソリン、直6ディーゼル&ディーゼルMHEV、ガソリンPHEVと多彩に設定

 私はCX-60の支持者です。多少欠点もあるけれど、クルマ好きとしては、よくぞこういうクルマを出してくれました! と思っている。

■×なところ

 先に欠点から行くと、まずは評判最悪の乗り心地が挙げられる。

 ただし、これに関しては、一部改良でだいぶよくなったし、マイナーチェンジ前も、1万kmくらい走ってサスペンションがなじめば、ギリギリオッケーなレベルまでしなやかになったんだよね。なので個人的には、そんなに大きな×じゃないと思ってます。

 その他×を挙げると、1890mmの全幅でしょうか。でもこれは、買う人は覚悟の上なので。

■○なところ

 直6ディーゼルのフィーリングと燃費。アクセルを踏み込めば、さすがストレート6! というなめらかで豪快な加速感が味わえる。

 しかも高速燃費が信じられないほどイイ! うまくすりゃリッター20kmいく。ロングノーズの押し出し感のあるデザインも古典的でカッコいいし、内装の質感の高さはさすがマツダだよね。

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