恥ずかし行為3 周りの空気を読めない
知り合いに「よくあおられるんですよね……」と言う人がいる。いや、「煽るほうが悪いんだから!」と言ってあげるが、もしかしたらアナタにも原因があるのかも……と思うこともある。
例えば、信号待ちの渋滞で前が動き始めると、他のクルマが動き出すタイミングを見計らって軽くアクセルを踏んで前進し始めるが、この時、ワンテンポならずツーテンポくらい遅れる人。先日見たのは、バックミラーを見ながらお化粧をしているご婦人のツーテンポ遅れ。
前車および後続車がゆっくり動き出したのに化粧品を仕舞うのにアタフタし、後続車がカックンブレーキ! おもわず「あらら〜」と思ってしまった。
空いている田舎道で、1台だけがノロノロ運転のために後続車が数台連なって走行。本人は「オレは安全運転だから!」と思っているのかはわからないが、流れが乱れているのは確か。
また、高速道路への合流で、加速もしくは減速のタイミングを誤り、本線車道を走るクルマが急減速を強いられる……なんてのもたまに見る光景。
これらは周りが見えていない人、空気が読めない人、さらに自身のクルマがどのくらい加速するのか、周りがどのくらいの速度で流れているのかがわかっていない人。
違反をしてまで流れに乗る必要はないが、流れにスムースに乗れるようになると「上手いね!」と言われるはず。
恥ずかし行為4 カーブ途中でハンドルグルグル
交差点を曲がる時や峠道でのカーブの走り方は「上手い!」「下手!」がとてもわかりやすい。下手な人の横に同乗すると、体が前後左右に揺られて不快なことこのうえない!
まずカーブへの進入時。「上手い!」と言われる人は進入時にしっかりとスピードを落とす。間違っても、カーブに入ってから慌てて急減速なんてことはしない。
そしてハンドルの回し方。ハンドルを回す量とカーブの曲率が合っており、カーブ中にハンドルを切り足したり戻したりがほぼないのが上手さの証。いっぽう、「下手!」と言われる人は最初に切りすぎて戻したり、その戻し量が多すぎたりと修正舵が多い。
そして、運転上手はハンドルの戻し量が絶妙。カーブを曲がり切るあたりからその後の直線に合うタイミングでハンドルを戻し始め、徐々に加速してタイヤの直進性によるハンドルの復元力も使ってスムースにコーナリングをしていく。
「下手!」と言われる人は早く戻しすぎて切り足したり、慌ててハンドルをグルグル回すことでクルマが蛇行。さらにカーブ後の加速不足で後続車が「おっとっと……」となることも。
減速→ハンドルを適正量回す→直線に入る寸前で加速と合わせた適正量回してピッタリ直線へ……ができ、なおかつカーブに合わせた減速ができていれば同乗者は揺れをほぼ感じず、「上手い!」と言われるはず。
このカーブでの走行はアクセル、ブレーキ、ハンドルを微妙なタイミングで操作する必要があり、実は苦手とする人が非常に多い。文章にするとわかりにくいが、動画は多く出ているのでぜひ参考にしてほしい!
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コメント
コメントの使い方3番目で「後続車がカックンブレーキ」は後続車こそ下手では?周りが動こうが何しようが、前の車が進まなきゃ行けないのは当たり前なんだから。
「前のクルマが急停止しても安全に止まれる距離」では車間距離つめすぎ運転ですね……。
その距離では、「前の車になにかあったら即全力ブレーキ、前の車しか見ていない!」って運転しないと、前のクルマが急停止したらほぼぶつかる。