リーフやアウトランダーも利用可能!! 基本料金タダ!! トヨタの新充電サービス「TEEMO」って何よ?

リーフやアウトランダーも利用可能!! 基本料金タダ!! トヨタの新充電サービス「TEEMO」って何よ?

 トヨタはbZ4Xの激進化させたが、それを支援する強力なサービスも始動した。それが新しい充電サービス「TEEMO(ティーモ)」。トヨタ車オーナーだけでなく、他メーカーのEV・PHEVユーザーも加入でき、月額基本料金は0円! これからの電動車ユーザーに欠かせない、便利でお得な新サービスを紹介しよう。

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車

【画像ギャラリー】TEEMOと同時デビューした改良型bZ4Xをたっぷり見て!(24枚)画像ギャラリー

トヨタが本気で作った! 誰でも使える新充電サービス「TEEMO」

基本料金を無料とすることで充電コストを抑えている
基本料金を無料とすることで充電コストを抑えている

 改良型bZ4X発表と同じ10月9日に申し込みが始まった「TEEMO(ティーモ)」は、トヨタがEV・PHEVユーザーの利便性を高めるために立ち上げた新しい充電サービスだ。

 従来の「EV・PHV充電サポート」をさらに進化させ、トヨタ車に限らず他社の電動車オーナーも加入できるのが大きな特徴。CHAdeMO方式に対応していれば、日産リーフや三菱アウトランダーPHEVといった他メーカーのモデルでも利用可能だ。

 TEEMOには「TEEMO Lite」と「TEEMO」の2つのプランがあり、Liteは誰でも入会可能、TEEMOは2025年10月9日以降に発売されるトヨタ製BEV/PHEVユーザー向けの上位プランとなる。

 利用できる充電スポットは、トヨタ販売店やレクサス販売店に設置される「TEEMO充電器」約390基(約430口。2025年10月時点)に加え、TEEMO会員はe-Mobility Power(eMP)が全国で展開する約1.1万基(約1.5万口)の普通充電器、および約8000基(約9000口)の急速充電ネットワークをカバー。出先でも“充電難民”になりにくい環境が整えられている。

月額0円でも充実! TEEMOの料金システムを詳しく見る

TEEMO利用にはスマホの専用アプリが必要
TEEMO利用にはスマホの専用アプリが必要

 TEEMO最大の魅力は、月額基本料金が0円であること。つまり、使った分だけ支払う“従量課金制”を採用しており、走行距離や使用頻度が少ない人でも無駄なく利用できる。高出力充電器の設置に力を入れている点も特長で、現時点でも約3割が150kW級だ。

 料金は充電出力に応じて3段階に設定されており、TEEMO会員の場合、50kW以下の急速充電が1分あたり40円(TEEMO Liteは50円)、50~150kW未満が60円(同75円)、150kW以上の超急速充電でも80円(同100円)/分という明快なシステム。TEEMO会員がeMP充電器を利用する場合も、普通充電で4円、急速充電で80円/分とお得に設定されている。

 なお改良型bZ4Xオーナーには、充電料金を1年間無料にするキャンペーンも実施中だ(TEEMO充電器で月2回・1回30分上限)。

 さらに、専用アプリを使えば充電器の検索・予約・決済までをスマホで完結できる。TEEMO会員は混雑時に“取り置き予約”も可能で、予定に合わせて効率よく充電できる点も便利だ。加えて、TEEMO充電器の約3割は最大出力150kWの高出力型を採用しており、今後さらに拡大を予定している。

 “月額無料で使える全国規模の充電サービス”というインパクトはもちろん、トヨタが掲げる「すべてのBEV・PHEVユーザーの利便性向上」という理念を体現した仕組みでもある。トヨタ車はもちろん他社のEV・PHEVオーナーにとっても、TEEMOはまさに“入っとくだけで便利”な心強い味方となりそうだ。

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