世界的カスタムカーイベントへと成長した東京オートサロン。その姉妹イベントである「バンコクオートサロン」と「東京オートサロン・クアラルンプール」が相次いで開催された。本家と正反対の真夏に行われる両イベントをハシゴ取材!!
※本稿は2025年9月のものです
文、写真:三木宏章
初出:『ベストカー』2025年10月26日号
東南アジアで盛り上がるJDMカスタム
日本が世界に誇るカスタムカーイベント「東京オートサロン」。実はマレーシアで「東京オートサロン・クアラルンプール」、タイで「バンコクオートサロン」が開催され、JDM旋風を巻き起こしている。日本に負けず劣らず、超ホットなショーの模様をお届けしよう!!
レーシング仕様からストリートにリメイク(バンコク)
日本未発売の7人乗りSUV、トヨタ フォーチュナーをベースとした超絶カスタム。TRDやモデリスタなどのブランドでおなじみトヨタカスタマイジング&デベロップメントのタイ子会社であるTCDアジアが手がける。超ワイドボディはSUPER GTマシンのデザイナーが担当した本気仕様。
ボンネットにターボ!? タイの老舗の自信作(バンコク)
タイのECUショップが製作したトヨタ ハイラックスベースのカスタムは、2.4Lディーゼルターボエンジンにギャレット製ターボを2機追加した驚きのトリプルターボ仕様。最高出力は300psオーバーでワイドボディはタイのKarn Fiberが手がけた。
来場者から愛される1990年代JDMカルチャー(バンコク)
日本からの招待車両として展示された、RE雨宮のRX-7は注目の的! そのほかにもトップシークレット32GTRなど、東京オートサロン2025から日本を代表する5台のマシンが海を渡り、多くの来場者を喜ばせた。
モダンに復活! 激シブのレストモッド(バンコク)
いすゞブースで発見したのは1988年製の2代目ファスターを現代風にリメイクした、レストモッド仕様のピックアップトラック。ちなみにエンジンは2.2Lディーゼルで220psを発揮。
ビッグモーターセールで日本未導入のヤリス降臨(バンコク)
バンコクオートサロンと併催されたビッグモーターセールで初公開されたトヨタ ヤリス ATIV HEV GRスポーツ。
同モデルは日本のヤリスとはプラットフォームが異なるタイ生産の世界戦略車で、ハイブリッド仕様に加えGRスポーツ仕様も発表され話題に。
パワートレーンは1.5L+モーターで111ps。GRスポーツ仕様のお値段は日本円で約340万円(76万9000バーツ)ナリ!
オースチンミニが現代のラリー車に大変身(クアラルンプール)
巨大な前置きインタークーラーやボンネットまで伸びたマフラー、強烈なワイドボディに巨大ウイングなど奇抜さが目立つオースチンミニのラリーカスタム。実は超本気のラリー仕様でレース入賞も果たしている実力派。もともとターマック仕様だったが、グラベル仕様に変更した模様。























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