「惜しいクルマ」が多い!? ホンダ車のもう少し改善したいポイント

N-ONEのカイゼン点……あえて何もせず、百年続けて「伝説」になろう!

ホンダ N-ONE(月平均販売台数:1119台)
ホンダ N-ONE(月平均販売台数:1119台)

 ハイト系車種に押されているN-ONEだが、ここは下手に何かを変えようとせず、タイムレスな造形をひたすら死守することが、結果としてブランドを守ることになる。

シビックのカイゼン点……伝統が呪縛となることも……日本市場では別の車名に!

ホンダ シビック(月平均販売台数:1761台)
ホンダ シビック(月平均販売台数:1761台)

 クルマ自体に問題点はなく、グローバルでの販売も悪くない。問題は日本のユーザーに染みついた「シビック=大衆車」というイメージ。シビックなのに高い、と思われてしまう点だけだ。日本市場のみ、車名を変更しよう。

ステップワゴンのカイゼン点……ここは我慢のしどころ。迎合せず我が道を行け!

ホンダ ステップワゴン(月平均販売台数:4787台)
ホンダ ステップワゴン(月平均販売台数:4787台)

 フロントグリルの面積を増やすという手も考えられるが、そうしたとしても競合以上に売れるとは思えず、かえってブランドの価値を損なうだけ。ここは腰を据えて何もせず、独自の「エアー道」を究めていくべきだろう。

オデッセイのカイゼン点……押し出し感で勝負は不毛……「TYPE R」追加で唯一無二の存在に!

ホンダ オデッセイ(月平均販売台数:711台)
ホンダ オデッセイ(月平均販売台数:711台)

 オラオラ路線に変更して、アル/ヴェルに真正面から対抗したとしても勝ち目は薄い。そちら方面は他社に任せ、ホンダはホンダならではの無形資産を生かして「オデッセイTYPE R」を開発し、「走りのLサイズミニバン」という独自路線で勝機を見いだしたい。

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