サザンオールスターズやMr.Childrenなど、多くのアーティストを手掛ける音楽プロデューサーの小林武史氏。その小林氏の呼びかけで集まったミュージシャンが八ヶ岳で演奏を披露。このライブに電力を供給したのはトヨタのFCEVだ!!
※本稿は2025年10月のものです
文:鈴木直也/写真:山川哲矢、鈴木直也、トヨタ
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
錚々たる顔ぶれが八ヶ岳に集結!
最終的に人類の未来を託せるエネルギー源は水素しかない。100年単位のスパンで考えるなら、多くの専門家はそう答える。
それと対照的に、一般市民レベルでは水素エネルギーの認知度はまだまだ低い。日本で(いや世界で)いちばん水素エネルギー利用に熱心なトヨタにとっても、これは由々しき問題だ。
BEVが中国市場という“触媒”を得て一気にブレイクしたように、技術が世に出るには消費者のニーズが不可欠。技術開発だけではなく、水素のポテンシャルを知らしめる啓蒙活動が重要な理由がここにある。
今回、八ヶ岳音楽堂で開催されたこのイベントは、コンサートに必要な電力をMIRAIとクラウンFCEVから供給する試みだ。
FCEVが数キログラムの水素で500km走るといっても、その技術レベルの高さを説明するのは難しい。でも、クルマから引き出した電源ケーブルに、スピーカーなどの機器が繋がれていれば一目瞭然。来場した観客も、興味深げにその様子を見守っていた。
八ヶ岳高原の澄んだ空気と究極のクリーンエネルギー水素、そして小林武史さん率いるアーティストによるライブ。まさに相性抜群でございました!















コメント
コメントの使い方