マグナイトで築いた基盤を土台に、中級SUV市場で勝負を挑む
インド日産の現行ラインアップには、マグナイトのほか、Dセグメントに属するSUV「エクストレイル」が存在する。今回のテクトンはこの両者の「間」を埋めるモデルであり、インドにおける同社のSUVラインナップを垂直方向に拡張することで、市場シェアの最大化を狙う戦略的な存在だ。
インド市場はいま、都市化の進展やライフスタイルの多様化などによって、SUVの需要が爆発的に伸びている。特に新型テクトンのような中型SUVは、いま各メーカーが主力を投入する戦略カテゴリ。インド市場はこれまで、全長4m以下・小排気量の車に対する税制優遇によって小型車が市場の主流となっていたが、昨今税制が見直されたことで、全長4m超のクルマに人気が移行し始めており、マグナイトで成功を収めた日産が次のステップとして、是が非でも「シェアを取りにいきたい」ポジションなのだ。
マグナイトで築いたエントリー層の基盤を土台に、日産が中級SUV市場で勝負を挑む新型テクトン。日本導入の可能性があるとすれば、サイズ感や質感の面で高い競争力を発揮するだろう。2026年に予定される詳細発表が、今から待ち遠しい。
【画像ギャラリー】インドから世界へ!! 日産がインドで展開する「One Car, One World」戦略のもとで生まれたSUV「マグナイト」と新型「テクトン」(17枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方テクトンもマグナイトも日本で販売したらバカ売れが確実だから、
日産の業績悪化→解体・切売り
をしたい金融関係者や株主は売ろうとしないのですよね。
日本のメディアもグルですね。