意外と知らない「クルマの消耗品の替え時」 小銭をケチって安全をケチらないで!!

フィルター類ももちろん「定期交換」を!!

 このほか、クルマの消耗品としては、フィルター類も挙げられます。まず、エンジンオイルをろ過する「オイルフィルター」は、オイルがきれいになったタイミングで交換しておきたい部品ですので、オイル交換と同様のタイミングで交換するのが基本。メーカー純正のオイルフィルターの価格は約1,000円~2,000円ほどと、それほど高い部品ではないため、セットでの交換が安心です。

 また、エンジンが吸い込む空気をろ過する「エアクリーナー」に関しては、一般的に1〜2万kmごとというのが目安とされています。エンジンオイル同様に、エンジンの状態に直結するため、こちらも軽視してはならない部品です。

 もうひとつ、車内に取り込む空気をろ過する「エアコン(キャビン)フィルター」も定期交換が必要。こちらは1年または1万kmごとというのが一般的な目安とされています。エアコンフィルターの汚れは、ニオイの原因になりますので、快適な車内環境を保つため、忘れずに交換するようにしましょう。

エアクリーナーやエアコンフィルターは見えないところで性能が落ちる。1〜2万km、あるいは年1回の交換が快適さと燃費の維持につながる(PHOTO:Adobe Stock_nanohana)
エアクリーナーやエアコンフィルターは見えないところで性能が落ちる。1〜2万km、あるいは年1回の交換が快適さと燃費の維持につながる(PHOTO:Adobe Stock_nanohana)

適切なタイミングで消耗品を交換したほうが、結果としてコスパのいいカーライフに

 消耗品の交換は、安全にかつ快適にカーライフを過ごすために必要な投資です。早めに交換して損をしたくないと考えがちですが、先延ばしによるリスクのほうがはるかに大きく、見た目で判断がしづらいこともあるため、「数値で決める」のがもっともわかりやすく安心。適切なタイミングで交換しておくほうが、長い目で見れば確実にコスパのよい選択になります。参考になれば幸いです。

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