トヨタ MR-S伝説1:骨格フルオリジナルでパワートレーンはヴィッツ
コペンもそうだが、バブル期ならともかく、それ以降の少量生産のスポーツモデルは大抵、量産FF車のプラットフォームを流用、上屋をイジって作る。
ところが本気のMR-Sはエンジンや一部パーツはセリカやヴィッツ用だが、ミドシッププラットフォームを専用設計。全長は当時のロードスターとほぼ同じだが、ホイールベースは185mmも長い。安定感が違う。
トヨタ MR-S伝説2:本格オープンだが本格クローズドにもなる!
MTの工作精度や操作感もさることながら、MR-Sは幌の出来もなかなか。狭いキャビン後ろスペースに一発開閉できるマニュアル幌を収納し、リアには視界の広い熱線入りガラス製ウィンドウ。
さらに社外パーツのデタッチャブルハードトップは、ガタ調整や水漏れ対策は必要なものの、前後4点でしっかり取り付けられて便利!
●トヨタ MR-S 懐かしスペック
・カテゴリー:2人乗り2ドアオープン
・全長×全幅×全高:3895×1695×1235mm
・ホイールベース:2450mm
・車両重量:1010kg
・エンジン:1.8L直列4気筒DOHC
・最高出力/最大トルク:140ps/17.4kgm
・ギアボックス:6MT(6ATも)
・駆動方式:MR
・サスペンション:前=ストラット式/後=ストラット式
・累計生産台数:7万8041台
・ベース車:ナシ
・コンセプト:ミドシップライトウェイト

コメント
コメントの使い方軽さとMRとオープンスカイ、運転の楽しさ全部入りの贅沢な車ですが
当時はなぜか、FRなら遅くてもいいがMRは速く走る事が至上命題、な雰囲気があり
海外ではポルシェに勝てるほどチューンしたのがあった中で、国内では無視してチューン許容が少ないと噂され売れませんでした。
弄ればエリーゼやA110に負けない運転体験を得られる車だったのに