雑誌版のベストカーにて清水草一氏と共に「エンスー解放戦線」を連載中の渡辺敏史氏。ジャパンモビリティショー2025出展車で印象に残ったものを3台挙げていただいた。ベストカー名物エンスーの一人として、渡辺氏は何を選ぶのか!?
※本稿は2025年11月のものです
文:渡辺敏史/写真:スバル、ホンダ、センチュリー、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年12月10日号
渡辺敏史氏が選ぶJMS2025で印象に残ったクルマ3選
●第1位……スバル パフォーマンスB-STIコンセプト
インプレッサにS4のユニットと6MTを搭載!? 400万円なら大ヒット。
●第2位……ホンダ サステナブルロケット
本田技術研究所が独自開発し2025年6月に300mの離着陸試験に成功した。
●第3位……センチュリー クーペ
ロールス・ロイスの2ドアクーペ、スペクターの4800万円を超えるか?
圧倒的存在でありながらなお破壊的創造を続けるトヨタ、目先の販売を最重視する日産、世界にも類のない総合モビリティメーカーにしかできない訴求のホンダ……と、今回のモビショーは各社の立ち位置が伝わるものだったでしょう。
それはスバルも然り。ウィルダネス系の日本展開アピールの一方、世界的にはCAFEの罰符回避に欠かせないBEVも手を抜かずと、お家事情も絡めつつ十八番の4WDの商品性訴求が基となる……ようです。
と、そのなかでスポーツという柱はできるだけ廉価にスバルらしさが味わえるプランを推してきたという慈悲に、ボクサー+ターボ+MTで育ってきた守旧派エンスーは目にうっすらと涙を浮かべてしまうのです。
★第1位のスバル パフォーマンスB-STIコンセプトへの渡辺氏の採点:85点
何ら新しさはないが逆に新鮮。望む市販化!

















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