ただ、「欲しい人が普通に買えるクルマ」になる日は、まだもう少し先になりそう
ただ、受注再開後は、申し込み方法が見直されるというウワサがある。たしかに、わずか4日で受注停止となり、その後1年にわたって受注再開ができなかった経緯を考えれば(受注殺到だけが再開が遅れた理由ではないかもしれないが)、スズキ側も受注方式の見直しを考えてもおかしくはない。
ウワサされている申し込み方法としては、イヤーモデルごとに台数限定販売にするというものや、全ての注文者を対象に納車順を抽選で決める方式などが取り沙汰されているが、スズキは「詳細につきましては、受注再開時にスズキホームページなどでお知らせする予定です。」とするにとどまり、現時点では何も明らかになっていない。いずれにせよ購入を希望するならば早めにスズキディーラーへアクセスしたほうがいいだろう。
すでに中古車市場にはジムニーノマドが多数流通しており、新車価格を上回る相場を維持している。筆者も契約時にディーラーと「転売禁止」の書面を交わしたが、それでも流出してしまう現状は残念といわざるを得ない。「たくさん売れる」こと自体はメーカーにとって喜ばしい話だが、本当に欲しい人の手に渡らない状況が続くのは健全とはいい難い。ジムニーノマドが「欲しい人が普通に買えるクルマ」になる日は、まだもう少し先になりそうだ。
【画像ギャラリー】ようやく買えるようになる…のか!?? 2026年1月に受注再開が発表されたスズキ「ジムニーノマド」(16枚)画像ギャラリー
















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