結局どれを選ぶ? ハリアーを買うなら「ガソリンのG・Z」か「ハイブリッドZ」
では、実際に購入するならどのグレードを選ぶべきなのでしょうか。静粛性や滑らかさを重視するならハイブリッドの「G」または「Z」、初期費用を抑えたいならガソリン「G」が現実的な選択肢となるでしょう。ただ、もし高額下取りを意識するならば、輸出需要の高い「グレード」そして「装備」を外さないこともポイントとなります。
中古車買い取り専門店によると、現行ハリアーの中古車は、ガソリン2WDの「G」と「Z(レザーパッケージ含)」、ハイブリッド「Z(レザーパッケージ含)」が、海外向けに安定して輸出されているグレードとのこと。さらに、調光パノラマルーフやエアロパーツといった装備が充実している個体ほど下取り評価が高く、初期費用が増えてもメーカーオプションを装着しておいたほうが結果的に有利になるケースが多いといいます。参考までに、メーカーオプションの調光パノラマルーフは19.8万円、モデリスタのエアロパーツは約30万円です。
「売り時」にも注意が必要です。マレーシアに中古車がもっとも多く輸出されるのは、例年1月。そのため、毎年夏から秋ごろまでが需要のピークとなります。また、マレーシアの輸入規制の関係から、初度登録からおおむね5年(60か月)未満で手放すというのもポイントです。
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ハリアーについては、早ければ2027年にもフルモデルチェンジが行われるのではないか、というウワサもあります。次期型では、フルモデルチェンジの度に進化させ続けてきた「都会派SUV」としての魅力をさらに磨き上げ、よりスタイリッシュで洗練された一台へと進化することでしょう。国内SUV市場をけん引してきたハリアーの快進撃は、今後も続きそうです。
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