10月の急落にメーカーは? N-BOXに問題点はある!?
メーカーにN-BOXの販売順位が急落した理由を尋ねると「2025年10月には(残価設定ローンを対象にした)低金利キャンペーンなどが実施されていなかった。ほかの軽自動車の販売急増も販売順位に影響した」とのことだった。
ただし2025年10月の時点で、ディーラーオプションの「10万円分プレゼント」は実施されていた。販売促進キャンペーンを休んでいたわけではない。
そして先の項目で述べたとおり、現行N-BOXは、絶好調に売れるべき発売直後から販売を低迷させた。その理由は商品力だ。
販売店では「お客様から、今のN-BOXは、フロントマスクが大人しいと言われる」という話が聞かれる。標準ボディはいいとしても、ユーザーが強い存在感を求めるカスタムまで、表情が大人しいのでは物足りない。
インパネも前方視界を向上させた代わりに、見栄えの上質感が下がった。収納設備の数も減っている。
値上げも販売減の要因! 今後の売れゆきは?
内外装の質が下がったり、収納設備を減らしたことからわかるとおり、現行N-BOXは開発や製造面のコストを抑えた。しかも複数回にわたり値上げしている。
2023年10月の現行N-BOX登場時、標準ボディの価格は164万8900円だったが、今は173万9100円だ。9万200円値上げされ、比率でいえば5%になる。2023年11月に発売されたスペーシアのXは、当時も今も170万5000円だ。
つまりN-BOXの標準ボディは、発売時点ではスペーシアXよりも安価だったが、今は値上げにより上まわる。このようにN-BOXは、複数の理由に基づいて以前よりも販売を低迷させ、5位に陥落した。
軽自動車の販売上位に並ぶスーパーハイトワゴンは、日本車で最も競争の激しいカテゴリーだ。各車とも価格を抑えて商品力を高めている。N-BOXはその競争に負けつつある。
今後、販売ランキングの5位は脱しても、以前の独走は望めない。先代型の上質感や存在感、収納設備などの優れた実用性を取り戻すフルモデルチェンジが必要だ。現行型は早めに終了して、2027年の前半には、次期型に切り替わる可能性もある。
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