ロッキー、タフトに続け 復活を期待するダイハツの名車&名コンセプト

リーザ/ソニカ

リーザ
リーザ

 ダイハツには1980年代から90年にかけて3ドアのリーザ、2006年から2009年まで5ドアのソニカというスペシャリティな軽自動車があった。

 この2台は言ってしまえば成功しなかったら続かなかった訳だが、現在はホンダN-BOXが日本一売れるほど、軽自動車が多様化している時代である。

ソニカ 車内
ソニカ 車内

 そこでリーザかソニカをスペシャリティな内外装+最近絶版になったN-BOXスラッシュのような高級な機能も持つ軽自動車として復活させれば、軽自動車を選ぶダウンサイザーも増えているだけに、若干高くても堅実に売れるというビジネスが成り立つかもしれない。

 N-BOXスラッシュが絶版となった今ならチャンスはありそうだ。

ミラジーノ

ミラジーノ
ミラジーノ

 ダイハツのラインナップを見ると可愛い系の軽自動車はワーゲンバスを思い出させるムーヴキャンバスだけである。

 そういった軽自動車を求めることもある免許取り立ての女の子にはムーヴキャンバスはちょっと高いのもあり、ミライースのような軽セダンベースの可愛い軽自動車を今こそミラジーノの車名でなるべく安価に復活させせれば、ムーヴキャンバスとの合わせ技で意外な成功が期待できるかも?

ブーンルミナス

 ダイハツにもかつて軽1BOXカーのアトレーを拡大したアトレー7やヒンジドアを使ったコンパクトミニバンのブーンルミナスといったミニバンがあった。

ブーンルミナス
ブーンルミナス

 アトレー7は全体に無理があったこと、ブーンルミナスはヒンジドアという理由で短命に終わったのだが、DNGAプラットホームができた今こそもう一度ミニバンにチャレンジしてもいいのではないだろうか。

 具体的にはロッキーのプラットホームやパワートレーンを使った、スライドドアを持つコンパクトミニバンで全長4m以下が望ましい。

 このサイズでは当然3列目は狭いが、シエンタやフリードも3列目は収納状態がデフォルトというユーザーも多いだけに、小さいミニバンなら「3列目はとりあえず座れるレベル」で基本的にステーションワゴン的に使うというものがあってもいいのではないだろうか。

シエンタ(2019年販売台数11万880台)
シエンタ(2019年販売台数11万880台)

 その代わりに3列目シートは簡単収納可能で価格は総額200万円など、まとめればシエンタ&フリードのさらに下となるミニバンとして、トヨタでもブーンルミナスのOEMだったパッソセッテの車名で販売すれば、今後はそこそこ売れないだろうか。

【画像ギャラリー】復活望む!! ダイハツ名車たち

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