電動化時代の「GTI」のあり方をまずデザインで回答した
ID. GTI Conceptが示す最大のポイントは、「GTIの再定義」だ。内燃機関のエンジンサウンドやシフトフィールに依存しない、新時代のドライビングプレジャーをいかに提示するか。その問いに対し、フォルクスワーゲンは、まずデザインで回答したように思う。赤いライン、ハニカムパターン、ストライプを配したディテール、引き締まったカラーリング。これらは単なる懐古的な演出ではなく、ブランドのアイデンティティを未来へ橋渡しするものに感じられる。パフォーマンスに関しては未発表だが、シャシー制御技術に定評のあるフォルクスワーゲンエンジニアの手にかかれば、最高の車両ダイナミクスに仕上がっていることだろう。
フル電動のGTIは、荒ぶるエンジンパワーを優れたシャシーで見事に抑えつけ、超絶的な速さを得るという歴代GTIの味や性格を変えてしまう可能性もあるが、本コンセプトを見る限り、軽快で俊敏なコンパクトスポーツという本質を保ち、パフォーマンスと日常性の融合という原点は、依然として中心に据えられており、「GTI」という名を電動時代にも残すという意志は確かに感じられる。今後の市販に大いに期待したい!!
【画像ギャラリー】電動でもGTIは成立するのか!?? GTI 50周年に示された電動化の答え フォルクスワーゲン「ID. GTI Concept」(13枚)画像ギャラリー













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