「タイプRだけがシビックじゃない!」 ホンダ・シビック
1972年に初代がデビューし、「世界市民のベーシックカー」として半世紀以上にわたって活躍してきたシビック。2021年に国内でモデルチェンジした11代目は「爽快シビック」をコンセプトに、乗員全員が爽快になれるクルマを目指したという。
プラットフォームは先代の改良版だが、ボディサイズはわずかに拡大。流麗なプロポーションのハッチバックボディにかつてのシビックの面影はない。室内はホイールベースが延長されたこともあり、いっそうゆとりある空間を確保。質感の高さはもはやアッパーミドルセダン並みといえよう。
そして、シビックのセールスポイントのひとつが走り。
標準グレード(LX/EX)に搭載されるのは1.5リッター直噴VTECターボで、ターボエンジンならではの力強さと伸びやかさに加え、俊敏なレスポンスも実現。軽量・高剛性ボディと先代と同じ形式ながら適正化された前ストラット/後マルチリンクのサスペンションにより、クルマと一体になったような軽快かつリニアな走り、優れた静粛性や乗り心地を達成した。
なお、当初はCVTと6MTが設定されていたが、2024年のマイナーチェンジでRSが追加されたことによりCVTのみとなった。
シビックといえば、タイプRやRSに目が行きがちだが、標準グレードの完成度もかなりのレベル。あえてタイプRやRSを選ばない……なんていうのも玄人っぽくてイイかもしれない。
「自慢の次世代技術を投入したロングセラー」 マツダ・MAZDA2
自慢のスカイアクティブテクノロジーを取り入れ、走る歓びを味わえるクルマ造りを推し進めてきたマツダ。これはボトムレンジを担うMAZDA2にも当てはまる。
国内ではデミオとして販売され、2019年に世界統一名称に改称されたMAZDA2。大枠はデミオと同じだが、改称にあたってさまざまな部分がリファインされている。
見た目で違うのは前後の意匠程度だが、それ以上に進化したのが走り。新世代車両構造技術スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャーの一部を取り入れ、基本性能が磨き上げられたのだ。
具体的には、構造変更したダンパーを採用する新サスペンションシステムにより、より滑らかな動きと快適な乗り心地を実現。パワートレインも制御をいっそう緻密に行い、今まで以上にリニアな加速フィールを手に入れた。
さらに、クルマとの一体感が高まって運転のしやすさを実感できる新構造の前席を採用。上質な座り心地とともに、快適なドライブにも大きく貢献している。
当初のエンジンは1.5リッターガソリンと同ディーゼルターボだったが、2021年にガソリンエンジンが(一部を除く)高圧縮仕様に変更。ディーゼルエンジンは2024年に生産終了したが、特有の図太いトルクはガソリン車では味わえないもの。6MTを選べたのも稀だった。
デミオ時代から計算するとすでに12年ものモデルライフを送っているMAZDA2。2026年内に生産終了のウワサも流れているが、ベーシックコンパクトとしての実力はいまだに高い。
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