工藤貴宏が乗って評価:「中途半端なんて言わせない! MTで味わうWRXの気持ちよさ」
「300ps超えのEJ20エンジンじゃないし、DCCD付のAWDじゃないし、こんなのは中途半端」……なんていう人に言いたいのは「とにかく乗ってみて」。
FA24エンジンにビスカスLSD付センターデフ方式AWDを組み合わせたWRXのMTモデルは実に気持ちよく走るのだから。
肝心のギヤボックスは、カッチリとレバーが動くソリッドなシフトフィールで操作性は良好。クラッチはペダルが重すぎることもヘンな癖もなく、扱いやすい印象だ。
ドライバーがエンジン回転を完全にコントロールしながら走るMTは、峠道でリズムをつかみながら走る感覚がCVTよりも上手。
275psというパワーもベーシックな4WDシステムも限界性能では従来の「WRX STI」よりも劣るわけだから、サーキットを走ればドライバーのスキルによっては物足りなくなるかもしれない。
けれど、峠道くらいだと「このくらいでちょうどいい。これ以上は過剰」と思える。筆者のように「特別に運転スキルが高いというわけではない」というドライバーなら、このくらいがしっかりと性能を堪能できるレベルではないだろうか。よく曲がるしタイヤの接地感もつかみやすい。
最後に言いたいのは、MTで乗るFA24エンジンは想像以上によく回るということ。CVT車とかなり印象が違うことにビックリだ。
●ポイント採点チェック
・ハンドリング:9点
・加速性能:8点
・シフトフィール:8点
・運転の楽しさ:10点
・内装の質感:7点

















コメント
コメントの使い方