ノート アクア ハリアー… 長く愛される理由は何? 息の長~い人気車たち

■ダイハツ ムーヴ(5420台/2014年登場)&ムーヴキャンバス(6150台/2016年登場)

6年目と4年目の両モデル、売れゆき堅調。特にキャンバスのヒット、予測できましたか?

 ムーヴが2014年、ムーヴキャンバスが2016年の登場。ムーヴなんてもう存在感ほとんどないけど、ちゃんと売れている。

 これはまぁ、「軽だから」ってのが最大の要因だ。軽を買う人は、わりとなんでもいいって人が多いので。ホントに。

 一方、ムーヴキャンバスのほうは、あのカワイイ系のレトロデザインが不滅の輝きを放っているのだと断言します。

 あのデザインは時代を超えて人を惹き付ける! オッサンのオレでも惹き付けられる! キャンバスが似合うオッサンになりたい! マジで。

カワイイ系は長い賞味期限になる傾向!?

■ホンダ ヴェゼル(3540台/2013年登場)

デザイン的にソコソコで、なんとなくスタイリッシュ。それでいて目立たない。それが強み。恐るべきSUV

 2013年登場ながら、SUV販売の上位に踏みとどまっている。ナゼ?

 最大の理由は、ライバルに比べてそこそこお安いことではないか。車格はやや上ながら、C-HRに比べると20万円前後安い!

 デザイン的にも、可もなく不可もなくという感じで、なんとなく都会的でスタイリッシュ! それでいてC-HRみたいに目立ちはしない。このちょうどよさが賞味期限の長さにつながっていると思われます。

■トヨタ ハリアー(2179台/2013年登場)

実像よりかなり盛り、ゴージャスに仕立てているのが奏功し(!?)、7年目でもこの数字

 2013年登場のハリアーが、いまだにかなり売れている! 一度は消滅までしたってのに!

 ハリアーって、悪く言うと「盛り」のSUVだと思うのですよ。実像よりかなり盛って、ゴージャスに仕立てている。こういうゴージャス系のSUVって、国産車にはほかにない! つまりオンリーワン! そういうことだよね!

■トヨタ ランドクルーザープラド(1840台/2009年登場)

11年目なのにこの月販台数。ランクル200よりお手軽だし、国産ライバルなし…なので、賞味期限長し

 2009年登場なのですでに11年目! スゲエ! でも考えてみりゃ、ランクルって完全に時代を超越してるわけで、逆に古いほうがイイって人も多いくらいだし、古くてもカンケーない! 

 プラドは200に比べると断然お安くてお求めやすいわけですし。ディーゼルもあって燃費も悪くない。それで超本格派のクロカン4WDが買える。スバラシイじゃないですか!

 パジェロもサファリも消滅した今、この分野はランクルのほぼ独壇場!

■三菱 デリカD:5(1091台/2007年登場)

昨年大幅マイチェンしたけどモデルとしては13年目。この個性だもの、もっと売れていいはず……

 昨年(2019年)、ダイナミックシールド顔に大変身して大復活! っていう印象だったけど、ドカンと売れたのは最初だけで、その後は1000台ちょいで安定しております。

 もうちょっと売れてもよさそうなもんだが、ベースモデルの古さ(2007年登場)と、三菱の販売力の限界でしょうか? まだまだ頑張っていただきたい。ミニバンのなかでは“一番くらい”に好きです!

■トヨタ カローラフィールダー(1090台/2012年登場)

5ナンバーサイズ強し?! 併売中の先代モデルだが健闘中の月販台数。ちなみにカローラツーリングの2月台数は4560台

 現行のカローラツーリングじゃなく、先代が継続販売されてるフィールダーのほうだヨ! 先代モデルがこれだけ売れているのはスゲエ! さすが営業車需要&5ナンバー需要底堅し。

次ページは : ■トヨタプレミオ/アリオン(合計で958台/2007年登場)

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